食べ過ぎた時に…胃腸を整えるヨガポーズ

ヨガ・ヨガポーズ

気を付けていても、美味しいものを目にしたときや友人との外食シーンだとついつい食べ過ぎてしまうことがありますよね。

そして「お腹が重たい…」「なんか気持ち悪い…」なんて困ってしまった経験をしたことがある人も少なくないはず。

そこで今回は食べ過ぎてしまったときに胃腸を整えるヨガポーズを紹介します。

消化を促すポイント


食べ過ぎてしまったときに必要なのは、まずは「休息」です。
取り返そうと食後すぐに運動をすると、かえって消化不良を引き起こす可能性があります。

まずは1~2時間程、体を休ませましょう。

つづいておすすめなのが、胃腸に刺激を与えること。
刺激と言っても強い刺激ではなく、胃腸に「働け!」と指令を送ることができる程度の優しい刺激でOKです。

ヨガのポーズだと、次のような動作が特におすすめです。
・体をひねる
・体側を伸ばす
・うつ伏せになる

該当するヨガポーズは次の項目で説明しますので、ぜひチェックしてくださいね。

胃腸を整えるヨガポーズ


たくさん食べた後、お腹が少し落ち着いたら次のポーズを行いましょう。
途中で苦しさを感じたらすぐに中止し、また時間をおいてからトライしてくださいね。

コブラのポーズ

「コブラのポーズ」は体の前面からお腹に刺激を加えることができるポーズです。
呼吸が深まるため自律神経も整いやすく、体の諸不調が落ち着きます。

<やり方>
1.マットにうつぶせになる
2.脚を腰幅に開き、つま先を伸ばす
3.両手を胸の横につき、脇を締めて肩を下げる
4.背中の力を使いながら上半身を起こす
5.両手で軽く床を押し、さらに上半身を起こす
6.数呼吸キープする

<ポイント>
・目線は正面より上を見る
・脚が大きく開かないように注意する

ガス抜きのポーズ

「ガス抜きのポーズ」は、太ももをお腹にあてることで消化を促すポーズです。
両膝をやさしく抱え、お腹をあたためるイメージで深く呼吸をしましょう。

<やり方>
1.マットにあお向けになる
2.両膝を曲げ、両手で抱える
3.息を吐きながら脚を体に引き寄せる
4.太ももがお腹にあたるよう、深く呼吸する
5.余裕があれば左右に転がるように、小さく体を揺らす

<ポイント>
・苦しい場合は圧迫しすぎないようにする
・やや脚を開いた状態で行ってもOK

ツイストポーズ

「ツイストポーズ」は体を深くひねるポーズです。
内臓に刺激が加わりやすいため、体調をみながらゆっくり行いましょう。

<やり方>
1.両膝を伸ばした状態で座る
2.右膝を立て、左足をまたぐ
3.左手を右膝の外側にかける
4.息を吸いながら背骨を伸ばし、吐く息に合わせて体を右にひねる
5.数呼吸繰り返す
6.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・背骨をしっかり伸ばしてからひねる
・いきなり強くひねらず、様子を見ながら行う

体側を伸ばすポーズ

「体側を伸ばすポーズ」は、その名の通り脇腹から指先までを大きく伸ばすポーズです。
腸にほどよく刺激が加わるため、深い呼吸とともにじっくりと行いましょう。

<やり方>
1.マットにラクな姿勢で座る
2.息を吸いながら右手を上げる
3.吐く息に合わせて手と体を左に倒す
4.数呼吸繰り返す
5.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・ポーズ中は目線を天井に向ける
・空いている手は床に置き、体を支える

まとめ


食べ過ぎると「またやってしまった…」なんて後悔することもあるでしょう。
しかし、落ち込みすぎも心に良くありません。
ちょっとだけ反省しつつ、お腹と気持ちが落ち着いたらヨガで体をいたわってあげてくださいね。

また、ヨガのポーズにあわせてしっかりと水分を摂ることもおすすめです。
消化が促されるため、少しするとスッキリしてくるはずですよ!

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