朝のだるさに効く!目覚めスッキリヨガ
 
					「朝起きても、体がだるくてなかなか動けない……」そんな経験はありませんか?
特に、10月のように気温が下がり始める季節は、体がまだ夏のリズムから完全に切り替わっておらず、自律神経が乱れやすくなるもの。
その結果、寝起きのだるさや重さを感じることが多くなります。
改善するためには、自律神経を整えるのが効果的。
この記事では、体も心もすっきりと目覚められるようになる、自律神経を整えるのに効果的なヨガポーズをご紹介します。
朝のだるさの原因

朝のだるさの主な原因は、自律神経のバランスの乱れや血流不足です。
夜間に十分眠れていたとしても、うまく交感神経モードに切り替わらなかったり、寝返り不足や血流の滞りで手足が冷えていたりすると、起きた直後に体が重く感じることがあります。
また、秋は日照時間が短くなる影響で体内時計が乱れやすく、ホルモンバランスや自律神経が影響を受ける時期です。
継続的にヨガを取り入れることで自律神経が整いやすくなるため、ぜひ1ポーズでも良いので朝の一コマに取り入れましょう。
目覚めスッキリ!おすすめヨガポーズ3選

キャット&カウ
「キャット&カウ」は、四つん這いの状態で背骨を大きく動かすヨガの代表的な動作です。
体幹の筋肉がほぐれることで血流が良くなる他、神経の伝達がスムーズになるため自律神経が整いやすくなります。
また、肩こりや腰痛の解消、骨盤の歪みの緩和、姿勢改善にも効果的です。
<やり方>
1.四つん這いになり、手首は肩の下、膝は股関節の下に置く
2.息を吸いながら背中を反らせて胸を開き、視線を斜め上に向ける
3.息を吐きながら背中を丸め、視線をへそに向ける
4.2-3を呼吸に合わせて5〜10回ゆっくり繰り返す
<ポイント>
・両手両足でしっかりと床を押す
・2の時は肩甲骨を寄せて尾てい骨を天井に向ける
・3の時は肩甲骨を開いて尾てい骨を下に向ける
立位前屈のポーズ
「立位前屈のポーズ」は、その名の通り立ったまま前屈をするヨガポーズです。
下半身の血流を促進できる他、脳への酸素供給量を増やすことで目覚めをサポートします。
出来るだけ脱力すると背骨が整いやすく、自律神経の調整にも役立ちます。
<やり方>
1.両足を腰幅に開いて立つ
2.息を吐きながら上体を前に倒し、手を床またはすねに置く
3.脱力し、頭の重さを使って背中を自然に伸ばす
4.30秒〜キープする
<ポイント>
・辛い場合は膝を曲げてOK
・太ももの上にお腹をのせるイメージで行う
・目線は足の間を通して後ろの壁に送る
ワニのポーズ
「ワニのポーズ」は、寝たまま体をひねるヨガポーズ。
背骨の柔軟性を高め、内臓の血流を促すことで自律神経を整えます。
腰痛の緩和、消化機能の活性化、便秘の解消にも効果的です。
<やり方>
1.仰向けになる
2.両膝を90度に曲げ、膝が股関節の真上にくるように持ち上げる
3.息を吐きながら膝を右に倒し、顔は左に向ける
4.30秒〜深い呼吸を繰り返す
5.2の姿勢に戻り、反対側も同様に行う
<ポイント>
・肩が床から離れないようにする
・辛い場合は片足ずつ行う
・深い腹式呼吸を意識して行う
まとめ

朝のだるさは「仕方がない」と諦めがちですが、ヨガで体をゆっくり目覚めさせるだけでも、1日のスタートは格段に軽やかになります。
今回紹介した3つのポーズは、どれも簡単で短時間でできるものばかりなので、まずは1つだけでも行う習慣をつけましょう。
呼吸を意識しながら背骨や肩、腰をやさしく動かせば、血流が改善されて交感神経がしっかり働き始めます。
すると体も心もすっきりと目覚め、日中の集中力や活動力もアップしますよ。
ぜひ自律神経を整え、寒さや季節の変化にも負けない体を作りましょう!
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