ダンサーのポーズができない人必見!コツや準備を徹底解説

ポーズ

「ダンサーのポーズ」に憧れるヨギーは多いはず!
しかし、難易度が高いためなかなか上手くできませんよね。

そこでこの記事では、ダンサーのポーズのコツについて徹底解説します。
ダンサーのポーズの前に行うと効果的なポーズもご紹介しますので、ぜひご自身の練習に取り入れてくださいね!

ダンサーのポーズのポイントは?

ダンサーのポーズを行うにあたって、ポイントになるのは次の3つです。

肩の柔軟性

「ダンサーのポーズ=腰の柔軟性」と思う方も多いかもしれませんが、実はポイントになるのは肩まわりの柔軟性です。
肩まわりに柔軟性がないと体の背面に手をまわすことができず、体の後ろで足を掴むことが難しくなってしまいます。

胸の柔軟性

肩まわりの柔軟性と同じくらい大切なのが、胸まわりの柔軟性です。
胸椎が硬いと肩まわりも硬くなり、手をスムーズに後ろにまわすことができません。
さらに後屈の状態を取りにくくなるため、足を高く上げることも難しくなります。

太ももの前側の柔軟性

ダンサーのポーズをするにあたり、下半身の中でポイントとなるのが太ももの前側の柔軟性です。
太ももの前側に柔軟性がないと足を後ろに上げにくく、手で掴める位置まで足を上げることができません。

肩・胸・太ももの前側の柔軟性を高めるヨガポーズ

美しい「ダンサーのポーズ」を目指している方は、ぜひ次のポーズで肩・胸・股関節の柔軟性を高めましょう。

猫の背伸びのポーズ(片手)

「猫の背伸びのポーズ」は、肩や胸の可動域を広げるポーズです。
通常通りのやり方でも効果的ですが、肩まわりの可動域をより広げるなら片手で行うのがおすすめ。
肩こりの解消、姿勢改善、自律神経を整える効果などを期待できます。

<やり方>
1.四つん這いになり、股関節の真下に膝をつく
2.右手を前方に滑らせ、右の脇・右の頬を床につける
3.尾てい骨を天井に向ける
4.余裕があれば右肘を曲げ、右手の指先で肩甲骨を触る
5.深い呼吸を繰り返す
6.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・2のときに骨盤の位置が前に動かないようにする
・ポーズ中は骨盤の位置が傾かないように気を付ける
・肩甲骨に向かって息を送るイメージで呼吸する

ラクダのポーズ

「ラクダのポーズ」は肩、胸、太ももの前側の柔軟性を深めるポーズです。
こちらも腰の柔軟性が重要そうに見えるポーズですが、ダンサーのポーズと同じようにポイントは肩・胸・太ももの前側。
行うことで肩こり解消、姿勢改善等の効果も期待できます。

<やり方>
1.マットの上で膝立ちになり、足を腰幅くらいに開く
2.両手をお尻の少し上に添え、指先を下に向ける
3.両肘を背中側で寄せ、胸を前に突き出す
4.足の付け根を前に押し出しながら、目線を天井に向ける
5.余裕があれば腰から手を離し、かかとを掴む
6.深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・腰を反らせるのではなく、足の付け根を前に押し出しながら体を後傾させる
・6の時も胸を前に突き出し続けるイメージで行う
・手を足に添えた場合、ポーズをやめるときは手を腰に戻してから1に戻る

三日月のポーズ

「三日月のポーズ」は太ももの前側と胸を伸ばすことができるヨガポーズです。
骨盤の歪みを整えることで女性ならではの不調を緩和する効果も期待できます。

<やり方>
1.四つん這いになる
2.両手の間に右足を踏み出し、膝を90度に曲げる
3.左足を後ろに伸ばし、つま先と膝をつく
4.上体を起こし、両手を天井に伸ばす
5.数呼吸繰り返す
6.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・骨盤が開かないように、正面の壁と平行にする
・後ろに伸ばしている足の鼠蹊部をマットに近づけるイメージを持つ
・ポーズが安定しない場合は、両手を前足の膝の上に置いて行う

まとめ

ご紹介したポーズをコツコツ行うことで体の土台が整い、ある日スッと「ダンサーのポーズ」ができるようになるはず!
ぜひ「体が硬いから」と諦めず、チャレンジしてみてくださいね。

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