イライラや不安は危険信号!ヨガでメンタルを整えて

メンタル

「なんでもないことにイライラしてしまう…」
「余計なことを考えて不安になってしまう…」

そんな心の不調に悩んでいませんか?

心当たりがある人は、自律神経が乱れているかもしれません。

ヨガのポーズで自律神経を整えて、精神的な安定を手に入れましょう!

自律神経が乱れる原因とは?

「自律神経」とは、私たちの心や体の働きをコントロールする神経のこと。
「交感神経」と「副交感神経」の2つから成り立っており、両者のバランスが崩れることで心身に不調が現れます。

自律神経が乱れる理由は様々ですが、代表的なものといえば「生活習慣の乱れ」。
夜更かしや偏った食生活は、交感神経と副交感神経のバランスを乱します。

また、気候や環境の変化なども自律神経が乱れる原因の1つ。
こちらは気付かぬうちにストレスとして蓄積され、自律神経に影響する可能性があります。

いずれの場合もヨガでケアすることで不調を防ぐことができるので、ぜひ次のポーズを取り入れてみてください。

メンタルを整えるヨガポーズ

ねじりのポーズ

「ねじりのポーズ」は、その名の通り体をひねるポーズです。
自律神経は背骨を通っているため、体をひねり背骨の歪みを整えることで伝達がスムーズになると言われています。
必ず左右バランスよく行うことを心がけてくださいね。

<やり方>
1.マットに両足を伸ばした状態で座る
2.右膝を曲げ、左足をまたぐように立てる
3.息を吸いながら背骨を伸ばし、左手を右膝の外側にかける
4.息を吐きながら体を右にひねる
5.目線を後ろの壁に定め、数呼吸繰り返す
6.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・体をひねる前に背骨をしっかりと伸ばす
・膝と手で強く押し合い、ヘソから深くひねる
・伸ばしている足のつま先は天井に向ける

体側を伸ばすポーズ

「体側を伸ばすポーズ」は、座った状態で脇腹・胸・肩〜腕を大きく伸ばすポーズです。
リフレッシュ効果が高い上、呼吸が深まりやすいので自律神経を整えるのに効果的。
ゆったりとした息を繰り返して、呼吸を深めましょう。

<やり方>
1.マットにラクな姿勢で座る
2.右手を床につき、息を吸いながら左手を上げる
3.息を吐きながら体を右に倒す
4.目線を天井に定め、数呼吸繰り返す
5.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・床についている手は力を入れず、軽く体を支えるようにする
・ポーズ中は目線を天井に定め、体が前傾しないようにする
・椅子に座った状態で行ってもOK

ラクダのポーズ

「ラクダのポーズ」は、膝立ちの状態で胸を大きく開くポーズです。
こちらも呼吸が深まりやすいため、自律神経を整えるためには非常に効果的。
また、背骨の歪みも緩和する効果があり、自律神経の伝達をスムーズにする効果もあります。

<やり方>
1.両膝をついた状態でマットに立つ
2.膝の幅を腰幅に合わせ、つま先を立てる
3.両手をお尻の少し上に添え、指先を床に向ける
4.肘を寄せて胸を突き出す
5.股関節を前に押し出しながら、目線を少しずつ天井に向ける
6.苦しくない範囲で止め、数呼吸繰り返す

<ポイント>
・腰を反らすのではなく、胸を開いて股関節を突き出す
・しっかりと肘を寄せ、肩甲骨を寄せた状態で行う
・余裕があれば6の時に腰から手を離し、かかとを掴んでもOK

まとめ

気持ちが落ち着かないと「ヨガをしよう!」と思えないかもしれません。
しかし、そんな時こそ1ポーズでいいのでヨガに取り組んでみましょう。
ご紹介したポーズを深い呼吸とともに行えば、心がスッと落ち着きますよ。

また、ルーティン化することでストレスに強い心を作ることもできます。
ぜひコンスタントに取り組んでみてくださいね。

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