体側を伸ばすとメリットいっぱい!効果&おすすめのヨガポーズ

ヨガ・ヨガポーズ

「体側」とはその名の通り、体の側面のこと。
具体的には脇腹から脇の下のあたりまでの胴体部分を指します。

普段あまり意識して過ごすパーツではありませんが、実は体側を伸ばすとたくさんのメリットを感じることができるんです!

この記事では体側を伸ばすメリットや、体側を伸ばせるヨガポーズについて解説します。

体側を伸ばすメリットとは?


体側」は体の広範囲を占める大きなパーツです。
そのため、ケアを行うと様々なメリットを感じることができます。

内臓機能の活性化

体側を伸ばすと内臓に刺激が加わわるため、内臓機能の活性化に効果的。
主に腸や胃、肺にアプローチすることができます。
すると消化がスムーズになったり便秘が解消されたりと様々な効果を感じられますよ。

姿勢の改善

体側は体の前面の筋肉とも背面の筋肉とも関係しています。
じっくりと伸ばすことで体の前後がほぐれるため、筋肉の緊張による悪姿勢の改善に効果的。
それに伴い、肩こりや腰痛を改善することもできます。

自律神経の安定

体側を伸ばすと胸が開きやすくなるため、呼吸が深まります。
呼吸と自律神経は深い関係にあり、呼吸が深まることで自律神経が整いやすくなるのです。
さらに、体側を伸ばすと背骨の歪みが整いやすくなるため、背骨を通っている自律神経の伝達がよりスムーズに。
自律神経が整えば精神的な安定や冷えの改善などさらなるメリットを感じることもできます。

体側を伸ばせるヨガポーズ


単純に体を横に倒すだけでも体側は伸びますが、せっかくならヨガのポーズを取り入れてみましょう。
よりヘルシーな毎日を過ごすことができますよ。

扇のポーズ

「扇のポーズ」は座った状態で体側を伸ばすポーズです。
片足を開いて行うため脚まわりを伸ばすこともでき、股関節の柔軟性アップや脚のむくみ解消などの効果もあります。

<やり方>
1.足の裏を合わせ、膝を外側に開いた状態で座る(合せきのポーズ)
2.右足を外側に開き、つま先を天井に向ける
3.息を吸いながら左手を天井に向かって伸ばす
4.息を吐きながら左手と上体を右側に倒す
5.数呼吸繰り返す
6.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・左右の膝が横一直線に並ぶようにする
・伸ばしてる足、目線は天井に向け続ける

閂のポーズ

「閂のポーズ」は膝立ちで体側を伸ばすポーズ。
扇のポーズよりもやや不安定になるため、体幹の強化やウエストの引き締めにも効果的です。

<やり方>
1.マットに膝立ちで立つ
2.右足を外側に伸ばし、軸足の膝と右足の土踏まずを横一直線に並べる
3.息を吸いながら左手を持ち上げる
4.吐く息に合わせて左手と上体を右側に倒す
5.数呼吸繰り返す
6.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・お尻が後ろに引けないようにする
・目線は天井へ向ける

サイドアングルポーズ

「サイドアングルポーズ」は立った状態で行うダイナミックなポーズ。
体側をしっかりと伸ばしつつ、下半身の筋力アップやインナーマッスルの強化を行うことができます。

<やり方>
1.足を肩幅の2倍くらいの広さに開いて立つ
2.右足のつま先を右側、左足のつま先を正面に向ける
3.右膝を曲げ、かかとの真上に膝がくるようにする
4.右肘を右膝の上に乗せる
5.息を吸いながら左手を頭頂の先の方へ伸ばす
6.数呼吸繰り返す
7.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・足は左右均等な力でマットを踏む
・膝に乗せている肘に体重をかけすぎないようにする

まとめ


体側を伸ばせば体調も姿勢もグンとよくなります。
余裕があるときはヨガのポーズ、なければちょこっと体を伸ばすだけでもかまいませんので、ぜひ体側伸ばしを毎日の習慣にしてみてくださいね。

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