やる気が出ない時は、胸を開くヨガポーズで気分を一新!

メンタル

「布団から出るのが嫌…」「何をするのも億劫…」
そんな風に、やる気が全く出ない日はありませんか?

もしかすると、単なるやる気不足ではなく自律神経が乱れているのかもしれません。
そんなときは「胸を開くヨガポーズ」を取り入れて、やる気をUPさせましょう。

この記事では胸を開くヨガポーズがやる気UPに繋がる理由や、おすすめのヨガポーズについて解説します。

なぜ胸を開くといいの?

やる気が出ない時に胸を開くといい理由はズバリ、呼吸が深まりやすくなるから。

というのも、自律神経は呼吸と密接に関係することがわかっています。

例えば、みなさんは「少し落ち着こう」と思った時にどのような行動を取りますか?
きっと「深呼吸をする」と考えた人は少なくないはず。

その通り、ゆったりとした呼吸は心身を安定させるのに非常に効果的で、深くて長い呼吸は自律神経を整えると言われています。

つまり、胸を開いて呼吸をしやすい体の状態を作れば、より効率よく自律神経を整えることができるのです。

胸を開くヨガポーズ

胸を突き出すヨガポーズ

「胸を突き出すヨガポーズ」は、いわば胸のストレッチ。
肩の前側から胸にかけてを大きく伸ばすため、姿勢改善や巻き方・肩こりの解消に効果的です。
座った状態でできるため、デスクワーク中のリフレッシュにもおすすめですよ。

<やり方>
1.マットにラクな姿勢で座る
2.背中側で両手の指を絡める
3.左右の手首を近づけ、肩甲骨をギュッと寄せる
4.息を吸いながら胸と目線を天井に向ける
5.深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・肩が上がらないように、肩と手は床に向かって下げる意識を持つ
・辛い場合は手首をやや開いた状態で行う
・鼻から吸った息を胸に送り込みイメージで呼吸を繰り返す

猫の背伸びのポーズ

「猫の背伸びのポーズ」は、胸の骨・胸骨を大きく反らせるポーズです。
姿勢改善、肩こり解消はもちろんのこと、頭が下がるため内臓下垂の予防・改善や消化機能アップにも効果的。
ぜひ朝起きた直後や寝る前に行ってみてください。

<やり方>
1.マットに四つん這いになり、股関節の真下に膝をつく
2.両手を前に歩かせる、額か顎をマットにつける
3.尾てい骨を天井に向ける
4.深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・2のときにお尻が前に移動しないように気を付ける
・余裕があれば手幅を狭め、辛ければ手幅をやや広くする
・肩甲骨に向かって息を吸い、吐く息に合わせて上半身をマットに沈めるイメージを持つと◎

ラクダのポーズ

「ラクダのポーズ」は、膝立ちの状態で行う胸を開くヨガポーズです。
こちらも姿勢改善、肩こり解消に加え、腰痛の予防・改善に効果的。
ただ、現在腰痛を抱えている方は稀に痛みを感じる可能性があるため、無理のない範囲で行いましょう。

<やり方>
1.マットに両膝をつき、腰幅に開いてつま先を立てる
2.両手をお尻の少し上に添え、指先を下に向ける
3.肩甲骨と肘を背中側で寄せ、目線を上にあげる
4.足の付け根を前に押し出しながら、胸を斜め上に突き出す
5.深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・腰をそらせるのではなく、足の付け根を前に押し出して胸を開くイメージを持つ
・しっかりと肩甲骨を寄せてから足の付け根を押し出す
・余裕があれば両手を腰から離し、足首かかかとを掴む

まとめ


浅い呼吸は不安感やイライラ感に繋がりやすくなるため、いつも穏やかな呼吸を心がけましょう。

また、呼吸はその日その瞬間によって異なるものです。
日頃から自分の呼吸に意識を向けると変化に気づきやすくなるため、ぜひポーズの前にご自身の自然な呼吸を感じてみてください。

その後、呼吸にどのくらいの変化があったか確かめると、深い呼吸のリズムを覚えやすいですよ。

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