ヨガポールの使い方は?どんな効果がある?
ヨガポールは、ヨガのレッスンだけでなくストレッチや体幹トレーニングなど幅広く使われるアイテムです。
自宅でも簡単ストレッチ・トレーニングができ、体だけでなく気分をリラックスさせてくれる効果も。
今回はそんなヨガポールの使い方や効果を、詳しくご紹介します!
ヨガポールとは
ヨガポールとは、フィットネスアイテムであるフォームローラーの一種で、細長い棒状の形状をしたものです。長さは約1m、直径は約15cmが一般的なヨガポールですが、40~50cm程のショートタイプや、半月型のハーフタイプなど、様々な種類があります。
ヨガポールは名前の通りヨガのレッスンの一部で使われることもありますが、医療現場のリハビリなど、健康器具としても使われています。ストレッチやトレーニングの際に使用して、体のゆがみ改善や本来の機能を取り戻すことを目的としているのが、ヨガポールです。
ではヨガポールを使うとどんな効果があるのでしょうか。
ヨガポールにはどんな効果がある?
ヨガポールは心身をリラックスさせ、体の不調を改善する効果も期待できます。難しい動きをせず簡単に効果が表れるのは、嬉しいですよね。
ここからはヨガポールで得られる効果を見ていきましょう。
・心身をリラックスさせる
ヨガポールを使えば、心身をリラックス状態にできます。というのもヨガポールの上で仰向けになり体をゆらゆらと揺らすことで、心地よい気分になれるからです。赤ちゃんがお母さんに抱きかかえられたり、ゆりかごに入ったりすることで、眠ってしまうのと同じですね。
大人も同じように、ゆらゆらとした動きは深いリラックス効果を感じられ、眠気を誘います。またヨガポールを使いながら深呼吸をすると自律神経が整えられことも、リラックス効果が得られる理由です。
・肩こりを改善する
肩こり改善にもヨガポールは役立ちます。肩こりの原因として、同じ姿勢が続くことで筋肉が緊張し、硬くなってしまうことが挙げられます。デスクワークや立ち仕事などで同じ姿勢が続き、慢性的な肩こりに悩まされている方も多いのではないでしょうか。
ヨガポールを使ったストレッチは、肩まわりの筋肉をほぐして緊張状態を楽にしてくれます。そのため肩こりの改善にも効果が期待できるアイテムなんです。
・美しい姿勢に整える
ヨガポールの上に寝転がるだけで、体の歪みが矯正され美しい姿勢に整えられます。円柱状のヨガポールの上は不安定で、体がバランスを取ろうとするからです。すると普段使わない筋肉が使われ、骨盤の歪みが整うことで、美しい姿勢を目指せます。
姿勢が整うと全身のバランスも整い、たるみの改善にも効果的。体全体がスッキリと見えるので、体のラインを美しく見せたい人にもヨガポールはおすすめです。
ヨガポールの使い方
ではヨガポールはどのように使えばいいのか、ここからは具体的な使い方をご紹介します。
・リラックスする使い方
心身をリラックスさせたいときは、ヨガポールを縦にした状態で仰向けに寝て、そのまま体を左右に動かします。
このときのポイントは、頭・背中の中心・仙骨(骨盤の中央)の3点がポールに安定するように寝ることです。体の力を抜いて深呼吸をしながら、体をゆらゆらと揺らします。自分が心地よく感じる強さで、揺らしてみましょう。
・姿勢を正す使い方
①背骨がポールに当たるようにヨガポールの上に仰向けに寝る
②膝はやや曲げて、両手はだらんと床におろす
③両手を頭の上にまっすぐ上げて(万歳の姿勢)背筋を伸ばす
④5回程呼吸をしたら手を下げて力を抜く
⑤これを3セット行う
このときお腹に力を入れて、背中とポールに隙間ができないようにしましょう。痛みを感じるときは無理をせず、手も上げられる位置までで構いません。気持ち良いと感じる姿勢でキープして行ってください。
・肩周りをほぐす使い方
①ヨガポールの上に仰向けに寝る
②両腕を上に伸ばしてひざを軽く曲げる
③まげたひざを肩甲骨に寄せて、広げる
④ゆっくりと両腕をおろす
⑤これを5セット行う
肩周りのコリに効くヨガポールのストレッチです。背中を丸めて胸を開くという動作を交互にすることで、肩甲骨周りの筋肉がほぐされ、肩まわりが動かしやすくなります。
ヨガポールで心身ケアを始めよう!
ヨガポールは自宅でも簡単に、心身のケアができるフィットネスアイテム。1本あれば様々な使い方ができ、いろんな症状や不調の改善に役立ちます。
ぜひあなたも、ヨガポールで心身ケアを始めてみてくださいね。