「ヨガストラップ」って何?使い方をポーズとともに徹底解説
みなさんは「ヨガストラップ」をご存知ですか?
ヨガマットやヨガブロックに比べるとややマイナーで常備しているスタジオも少ないものの、うまく使うとヨガポーズを深めることができます。
この記事ではそんな「ヨガストラップ」の使い方を徹底解説。
具体的なポーズをもとに解説しますので、ぜひアレンジしながらヨガの練習に生かしてくださいね!
ヨガストラップとは
「ヨガストラップ」とは、ヨガポーズの補助具「ヨガプロップス」の一つです。
幅5cm前後、長さは1.8〜2.0mほどの帯状のひもで、足や腕にひっかけたり体に巻きつけたりして使います。
また、長さを調節したり輪を作ったりできるように、先端に金具がついているのも特徴的。
価格は1000〜3000円前後と、比較的手軽に手に入れることができます。
普通の紐じゃダメなの?
「足や腕にひっかけるだけなら、普通の紐でも良いのでは?」と思った人も少なくないはず。
もちろん普通の紐でも代用することはできますが、細い紐だと体に食い込んで痛みを感じることがあります。
また、ヨガストラップはしっかりと編まれているものなので強度がありますが、紐の種類によっては強度は不確か。
使用中に切れてしまうと大怪我につながることもあるため、ヨガプロップスとして使用する場合はヨガストラップを使ったほうが良いでしょう。
ヨガストラップの使い方を解説!
サギのポーズ
「サギのポーズ」は、座った状態で片足を持ち上げるヨガポーズです。
太ももの裏側がピンと伸びるため、苦手な人も少なくないはず!
そんな時に役に立つのがヨガストラップです。
足の裏にヨガストラップをかけて持ち上げることで、ストレッチ感を軽減することができます。
<やり方>
1.マットに両足を伸ばした状態で座る
2.片足を曲げ、足の裏でヨガストラップを踏む
3.ヨガストラップを持ち、ヨガストラップを蹴り上げるように足を上げる
4.深い呼吸を繰り返す
5.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う
<ポイント>
・辛い場合はストラップを長めに持ち、負荷を減らす
・背骨はまっすぐ伸ばした状態で行う
片足立ちのポーズ
「片足立ちのポーズ」は、片足を手で持った状態でキープするバランスポーズの一種。
憧れるヨギーが多いポーズですが、中には「手が届かない!」という人もいるはず。
そんな時はヨガストラップを使うことで足に手が届く&ポーズを安定させることができます。
<やり方>
1.マットに両足で立つ
2.右足の裏でヨガストラップを持ち、ストラップを2本まとめて右手で持つ
3.息を吸いながら背骨を伸ばし、右足を曲げた状態でゆっくり持ち上げる
4.息を吐きながら右膝を横に伸ばす
5.ヨガストラップをピンと張り、ポーズを安定させる
6.数呼吸繰り返す
7.1の姿勢に戻り、左側も同様に行う
<ポイント>
・ポーズ中は目線を一点に定める
・空いている手は腰に添える
三日月のポーズ
「三日月のポーズ」は立った状態で体側を大きく伸ばすヨガポーズです。
一見簡単なようですが、肩こりが辛い人は両手を合掌した状態で上げるのはきついもの。
ヨガストラップを持てば手の間に間隔が生まれるため、肩こりに悩む人でも無理なく行うことができますよ。
<やり方>
1.マットに両足で立ち、足を腰幅に開く
2.ヨガストラップを持ち、手を肩幅よりやや広めに開く
3.ストラップをピンと張った状態で持ち上げる
4.息を吐きながら体を右に倒す
5.数呼吸キープする
6.3の状態に戻り、反対側も同様に行う
<ポイント>
・ポーズ中、目線は天井に向ける
・余裕がある場合はストラップを持つ手幅をやや狭める
まとめ
ヨガストラップをうまく活用すれば、今までできなかったポーズができるようになるかもしれません。
今回は3ポーズしかご紹介できませんでしたが、それぞれ応用すればヨガポーズをより深めることができますよ。
ぜひチャレンジしてくださいね!