春のモヤモヤをスッキリさせるおすすめのヨガポーズ

ヨガ・ヨガポーズ

春になると、気温が暖かくなり過ごしやすくなる一方、身体のだるさを感じることはありませんか?「なんだかずっと眠い」「やる気が出ない」「心が憂鬱になることが多い」「なんだかイライラしがち」。実はそれ、春の訪れに伴う、自律神経の乱れによる症状かもしれません。

春の訪れがもたらす身体の変化


春になると、毎日気温が安定せず、朝と夜で寒暖差が大きい日もあります。気圧や日照時間も変化し、身体のリズムにも影響してきます。さらに、春には卒業式、入学式、引っ越し、職場の異動など、イベントごとや生活環境の変化があり、心もウキウキしたり、ざわざわしたりしますよね。そのような春の訪れに伴う環境の変化によって、自律神経が乱れ、身体を上手に休めさせることができなくなる方も多くいます。
しかし、東洋医学で春は、デトックスの季節と言われています。
寒い冬の間、身体は脂肪を溜め込み、基礎代謝も低下しますが、春になると新陳代謝が活発になり、老廃物を排泄する働きが活発になるのです。
今回は、乱れた自律神経を整え、溜まった老廃物を排泄するおすすめのヨガポーズをご紹介するので、春の不調を感じする人もそうでない人も、ぜひトライしてみてください。

春のモヤモヤをスッキリさせるおすすめのヨガポーズ

①仰向けの合蹠(がっせき)ポーズ

【やり方】
1. お尻を壁、背中を床につけ、腰の下にクッションを敷きます。壁伝いに足裏を合わ
せて引き寄せ、合蹠(がっせき)のポーズをとります。手は足の付け根の鼠径部(そけいぶ)に置きます。
2. 合蹠(がっせき)の姿勢のまま両手をゆっくり上げて頭上で組み、背筋を伸ばします。数呼吸キープして、気持ちよさを味わってください。

②ガス抜きのポーズ~仰向けのツイストポーズ

【やり方】
1.仰向けになります。
2. 左ひざを曲げ、両手でお腹に引き寄せます。
3. 太ももの付け根を刺激し、お腹を圧迫し、そのまま静かに呼吸を繰り返します。
4. 続けてツイストを行います。左ひざを身体の右側に倒して、左の体側を伸ばします。
5. 5~10回、呼吸をします。
6. 右足も同様、2~5を繰り返します。

③チャイルドポーズ

【やり方】
1. 正座に座り、背筋をまっすぐに伸ばします。この時、足の親指は重ねないようにします。
2.両手を前方の床に伸ばします。
3.ゆっくりと息を吐きながら、手を前方に滑らせ、骨盤から前に上半身を倒します。
4.おでこと手のひらを床につけ、肩や首の力を抜いてリラックスします。
5. 背中や腰は丸くなった状態で柔らかく保ち、身体の重さに身を任せて、数回呼吸を繰り返します。
6.起きるときは、両腕で支え、頭が最後になるように、ゆっくりとロールアップします。

④猫のポーズ

【やり方】
1. 床に両手と両ヒザをつき、四つん這いの形(=テーブルの形)をとります。手は肩幅に、ヒザは腰幅に開きます。肩関節の下に手のひらが、股関節の下にヒザがくるようにします。
2. 息を吐きながら背中を丸めます。ふくらはぎ、足の甲で床を押すようにし、太ももの付け根から背中を天井へ高く上げます。
3. 息を吸いながら、背中を反らせます。おヘソを床のほうに近づけるようにして、腰のカーブを背中の上のほうに伝えます。肩と耳を離し、首を伸ばします。
4. ゆっくりと力を緩めて背中を平らにし、テーブルのポーズに戻ります。手とヒザの位置は、1と同様に肩幅と腰幅に合わせてください。
5. ポーズを戻したら、呼吸を整えます。数回繰り返して、安定したら呼吸のリズムをつかみます。

⑤片足のワニのポーズ

【やり方】
1. 仰向けになり、手のひらを上にして寝ます。
2. 肩が楽な位置で腕を広げて、足をそろえてカカトを押し出します。息を吐きながらお腹を締めます。
3. お腹を引き締めたまま、息を吸いながら右足を天井に上げます。足は上がるところまでで十分です、腰が痛ければ膝を曲げて行ってください。
4. 息を発揮ながら顔を右に向け、右肩が床から浮かないところまで右足を左に倒します。息を吸いながら元の仰向けの姿勢に戻り、反対側も繰り返します。

まとめ


ヨガ以外にも、身体を冷やさないように湯船に入るようにしたり、バランスの取れた食事を楽しんだり。アロマを炊いて深呼吸をしたり、いつもより少し早めにベッドに入ってみたり。そんな行動が、リラックス効果をもたらし、自律神経を整えることにつながりますので、ぜひ併せてトライしてみてくださいね。

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