便秘の原因は腹筋の緩み!?ヨガで整えよう!
女性の悩みとして多いのが「便秘」。
なかなか緩和されず、便秘薬を飲んでいる人もいるかもしれませんね。
便秘の原因として食物繊維不足、水分不足など様々な要素が挙げられますが、実は「腹筋不足」も便秘の原因の一つです。
この記事は腹筋不足により便秘になる理由や、便秘解消に役立つヨガポーズを解説します。
「腹筋不足」で便秘になる理由
腹筋には様々な役割がありますが、そのうちの一つが内臓を支えること。
腹筋がしっかりと機能していれば腸を支えることができますが、緩んでいると腸を支えることができず、腸が本来の位置からずれてしまうことがあります。
すると便が腸内をスムーズに移動することができなくなってしまうため、腹筋の緩みが結果的に便秘を招くことがあるのです。
また、腹筋が腸を支えきれていない状態というのは、いわゆる「ぽっこりお腹」の状態。
つまり腹筋を鍛えれば、便秘もぽっこりお腹も一度に解消することができます。
便秘&ぽっこりお腹解消におすすめのヨガポーズ
橋のポーズ
「橋のポーズ」は下腹を中心に体幹を鍛えるヨガポーズです。
ポーズを保とうとするとかなり腹筋を使うため、緩んだ腹筋を引き締めることができます。
また、お尻を高く持ち上げることでヒップアップ・内臓下垂の改善にも効果的です。
<やり方>
1.仰向けになり両膝を曲げて立てる
2.足・膝を腰幅に合わせる
3.両手のひらを床につく
4.息を吐きながらお尻を持ち上げ、膝から胸までを一直線にする
5.余裕があれば両手を体の下で組み、床を押してさらにお尻を持ち上げる
6.数呼吸繰り返す
<ポイント>
・腰が反らないように下腹にしっかりと力を入れる
・ポーズ中に膝が開かないように内腿の力でコントロールする
・呼吸が止まりやすいので気を付ける
板のポーズ
「板のポーズ」は体幹を鍛えられるヨガポーズ。
お腹にグッと力を入れるため、腹筋の強化にも効果的です。
「プランク」という名前で自重トレーニングとしても親しまれており、続けることで全身の引き締め&ヨガポーズの安定感にも繋がります。
<やり方>
1.四つん這いになり肩の真下に手をつく
2.片足を後ろに伸ばし、床につま先を立てる
3.もう一方の足も同様に伸ばし、つま先と両手で体を支える
4.頭頂からかかとまでを一直線にする
5.数呼吸繰り返す
<ポイント>
・腰が反らないように下腹にしっかりと力を入れる
・辛い場合は足幅をやや広めにして行う
・余裕がある場合は片足を持ち上げた状態でキープする
船のポーズ
「船のポーズ」も腹筋を鍛えるのに効果的なヨガポーズ。
特に下腹に力を入れるポーズのため、ぽっこりお腹の解消に効果的です。
お尻や尾てい骨が痛む場合はマットやクッションの上で行いましょう。
<やり方>
1.両足を伸ばした状態で座る
2.両膝を曲げて立てる
3.両手をお尻のやや後ろにつき、背骨をまっすぐ伸ばす
4.息を吐きながら足先を床から離し、脛が床と平行になるまで持ち上げる
5.両手を前方に伸ばし、数呼吸キープする
<ポイント>
・ポーズ中に背骨が丸まらないように気を付ける
・余裕があれば膝を伸ばし、つま先を天井に向ける
・さらに余裕があれば両手を天井に向かって伸ばす
まとめ
腹筋が弱い人はどのポーズも少し辛く感じるかもしれません。
1日3ポーズこなすのが理想的ですが、きつい場合は1ポーズからはじめてもOK!
続けていくうちにラクにできるようになり、やがて便秘もぽっこりお腹も解消されますよ。
また、日頃の姿勢も大切です。
お腹に力を入れず猫背の状態が続いていると腹筋が緩みやすいため、ぜひ背骨はまっすぐに伸ばし、お腹に軽く力を入れることを意識してみてくださいね。