スマホ使いすぎの方必見!目や首をケアできるヨガポーズ

今やスマートフォンは日常生活において欠かせないもの。
しかし、少し触りすぎという人も多いのでは?
スマートフォンに触れる時間が長いと、目や首に疲れが溜まりやすくなります。
放っておくと頭痛や肩こりなど、不定愁訴につながる可能性も……。
そうなる前に、ヨガで目・首の疲れを緩和しましょう。
この記事では、目や首をいたわるヨガポーズをご紹介します。
目や首をいたわるヨガポーズ
首のストレッチ1
スマホの使いすぎで怖いのが「スマホ首(ストレートネック)」です。
首や肩のこりに加え、頭痛や眩暈など重篤な不調を引き起こす可能性があります。
まずは簡単な首のストレッチで、首の緊張している筋肉をほぐしましょう。
<やり方>
1.椅子や床にラクな姿勢で座る
2.両手を胸の前でクロスし、指先を肩にかける
3.手を使って胸・肩を固定しつつ、顎先をゆっくり持ち上げる
4.首の前側にストレッチを感じながら、深い呼吸を繰り返す
<ポイント>
・ポーズ中は口を閉じる
・上半身が反らないように気をつける
・余裕があれば4の姿勢で右&左へ向き、それぞれ数秒間キープする
首のストレッチ2
首の疲れを癒すためには、前側だけなく横や後ろもほぐすことが大切です。
続いては首をぐるりと回すストレッチで、首全体をほぐしてみましょう。
<やり方>
1.椅子や床にラクな姿勢で座る
2.息を吐きながら顎を引き、下を向く
3.息を吸いながら首をぐるりと上に回す
4.息を吐きながら首をぐるりと回し、2の姿勢に戻る
5.反対まわしも同様に行う
6.左右それぞれ2〜3周ほど行う
<ポイント>
・上半身が動きすぎないように気をつける
・呼吸と連動させて大きく動かす
・なるべく脱力する
ウサギのポーズ
「ウサギのポーズ」は、目の疲れも首の疲れも癒せるヨガポーズです。
頭頂にある「百会」というツボを刺激できるため、スマホの使いすぎで乱れた自律神経を整えるのにも効果的。
手を背中側で組めば、肩のこりも解消できます。
<やり方>
1.正座になる
2.両手を床につき、上体を前傾させて額を床につける
3.息を吐きながらお尻を持ち上げ、頭頂を床につける
4.余裕があれば両手の指を背中側で絡ませ、拳を前方に引っ張る
5.深い呼吸を繰り返す
<ポイント>
・ポーズ中は足の間に目線を定める
・ポーズ後はすぐに顔を上げず、2の状態で数呼吸繰り返してから顔を上げる
・ポーズが安定しない場合は3の姿勢をキープする
魚のポーズ
「魚のポーズ」も、目の疲れ・首の疲れのどちらも癒せるヨガポーズです。
また、肩甲骨をギュッと寄せることで肩こりの解消にも効果的。
ウサギのポーズ同様、百会を刺激するため自律神経を調整することもできます。
<やり方>
1.仰向けになる
2.両手のひらを床に向け、お尻の下に挟む
3.肘と肩甲骨を背中側で寄せる
4.3と同時に胸・喉を持ち上げ、頭頂を床につける
5.深い呼吸を繰り返す
<ポイント>
・ポーズ中は肘と頭でしっかりと床を押す
・両足は閉じた状態で行う
・可能であれば口は閉じる
イーグルアーム
「イーグルアーム」は、肩甲骨まわりをストレッチできるヨガポーズ。
正式には「鷲のポーズ」の手の部分だけを行います。
目や首の使いすぎでガチガチになった肩甲骨をほぐすことで、肩・背中・腰のこり解消に効果的です。
<やり方>
1.両手を前に伸ばし、右手が上になるように肘の辺りでクロスする
2.手が顔の前に来るように両肘を曲げる
3.手の甲を合わせる
4.余裕があれば右手を外側から回し、手のひらを合わせる
5.深い呼吸を繰り返す
6.反対側も同様に行う
<ポイント>
・ポーズ中は肩が上がらないように首を長く保つ
・目線は指先に定める
・余裕があれば手を上下させ、肩甲骨の動きを感じる
まとめ
いずれか1ポーズでも、行うのと行わないのとでは大きく異なるものです。
ぜひちょっとしたスキマ時間やおやすみ前のリラックスタイムに、取り入れてみてくださいね!