頭痛を和らげるおススメのヨガポーズ4選

ヨガ・ヨガポーズ

ふとしたときに、こめかみが痛い…天気や気圧の変動、血流の滞り、肩こり、眼精疲労、ストレス。これらの原因により、頭痛に悩まされている方も、少なくないのではないでしょうか。
実は、日本人の4人に1人が、週に1回、頭痛に悩まされているという結果もあるほど、頭痛は身近な不調といえます。
何らかの疾患による頭痛の場合は、病院で受診が必要となりますが、片頭痛や緊張頭痛であれば、ヨガが役に立つかもしれません。
今回は、頭痛のつらさを和らげるおすすめのヨガポーズをご紹介したいと思います。

なぜ、ヨガが頭痛緩和に向いているのか


血行不良、ストレスなどが原因の頭痛の場合、ヨガが緩和策としては非常に効果的になります。ヨガは、身体の内部からほぐしていき、血行を促進させます。さらには、姿勢改善、骨格矯正にも効果があるので、頭痛の根源からアプローチし、そもそも頭痛を起こしづらい身体に整えることが可能です。
深く呼吸を行うことで、リラックス効果も高いので、ストレスの緩和にも役立ちます。
では早速、ヨガを実践してみましょう。

頭痛を和らげるおススメのヨガポーズ

①ウサギのポーズ

【やり方】
1.正座になります。
2.おでこを床につけ、両手のひらを顔の横に置きます。息を吸いながらお尻を上げ、
床との接点をおでこから頭頂へとゆっくり移動します。
3.首の後ろ側を長く伸ばして呼吸をします。できるようなら、両手を腰の上で組み、呼
吸に合わせて腕を前方へ伸ばします。
4.組んだ手を腰から遠く離し、バランスを取ります。
5.息を吐きながら両手を腰へ戻し、ゆっくりとカカトの上に腰を戻します。
6.両手を解いて握りこぶしを2つ作り、その上におでこを乗せ、身体を休めます。その
後ゆっくりと身体を起こして正座に戻ります。

②魚のポーズ

【やり方】
1. 仰向けになります。身体をまっすぐに伸ばしましょう。
2. 両手のひらを床に向け、お尻の下に入れます。
3. 大きく息を吸いながら、ヒジから下の両腕で床を押し、肩から床を離し、頭頂部を床につけます。数回呼吸を繰り返し、胸を高く上げ、ノドも伸ばします。
4. 戻るときは、ヒジで床を押して頭を少し浮かせ、後頭部、肩の順にゆっくり戻ります。アゴを引き、両腕を身体の横に伸ばします。

③下を向く犬のポーズ

【やり方】
1. ヒザを開いて正座をし、手を前に伸ばしながら前屈します。首の力を抜いてリラックスし、おでこを床につけます。(=チャイルドポーズ)
2. 足先を立てて、大きく息を吸いながら、チャイルドポーズの背骨の伸びをキープしつつ、ヒザを少しずつ伸ばしていきます。
3. 両手と両足の指の付け根で床を押すようにして腰を伸ばしたら、カカトを床につけるようにして、足の裏側を伸ばします。
4. ヒザを曲げて床につき、チャイルドポーズに戻ります。

④かんぬきのポーズ

【やり方】
1. ヒザ立ちの状態になります。足幅は腰幅に開きバランスをとりましょう。
2. 左ヒザを横に開き、直角に立てます。
3. バランスを取りながら左足をまっすぐ伸ばしていきます。
4. バランスを取りづらい場合は、つま先を正面に向けても構いません。
5. 息を吸いながら、両手を頭の上に持ち上げます。
6. 吐きながら伸ばした足の方へ、上半身を倒します。息を吸いながら両手を頭の上に戻し、吐きながら、両手を体側に下ろします。
7. 息を吸って両手を頭の上に引き上げ、吐いて身体を倒し、下の手で足首やすねなど、つかめるところをつかみます。吸いながら目線を伸ばした手の延長線上へ向けます。ヒザをつかまないよう注意します。
8. 余裕があれば伸ばした手の方を見ながら、呼吸を続けます。きついときは、目線を下げても構いません。ポーズを解き、反対側も同じように行います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。冒頭にお伝えしたように、あまりに頭痛が辛くて体調がすぐれない場合は、ただちにお医者さんに診てもらうようにしてくださいね。今回ご紹介した頭痛緩和ヨガポーズは、運動不足による血行不良の方、慢性的な首こり肩こりを持っている方、そんな方の頭痛には、特に効果を発揮すると思いますので、ぜひトライしてみてください。

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