女性の不調を整えるコツは「骨盤」にあり!

ヨガ・ヨガポーズ

「骨盤は大切なパーツ」と、何となく理解している女性は少なくないはず。

しかしなぜ大切なのか、具体的な理由をご存知ですか?

この記事では女性が骨盤を整えるといい理由や整え方のポイント、おすすめのヨガポーズを解説します。

なぜ骨盤を整えた方がいいの?

骨盤の内側には子宮や卵巣があります。
これらは、女性ホルモンの分泌、妊娠・出産に関わる大切なパーツです。

骨盤によってしっかりと守られていますが、実は骨盤に歪みが生じると、これらの臓器にも歪みが生じる可能性があるのです。

すると、女性ホルモンの分泌にも影響が出て、月経不順になったりPMSになったりする可能性も。

つまり、女性は子宮や卵巣を健康に保つためにも、骨盤を整えておいた方が良いのです。

また、骨盤を整えると姿勢も整うため、肩こりや腰痛の解消、血流アップなど嬉しい効果をたくさん感じることができます。

骨盤の歪みを整えるポイントは?

骨盤の歪み方は様々ですが、いずれも骨盤を囲む筋肉の緊張が歪みに影響しているケースが多いです。

そのため、骨盤まわりの筋肉をほぐすことがポイント。

太もも、股関節、お尻の筋肉を柔らかい状態にすれば、骨盤の歪みを予防・改善することができます。

骨盤の歪みをを整えるヨガポーズ

仰向けの合蹠のポーズ

「仰向けの合蹠のポーズ」は、股関節まわりを優しく伸ばすことができるヨガポーズです。
下半身の血流がよくなるため、むくみ・冷え解消にも効果的。
寝る前に布団の中で行う習慣をつけると良いでしょう。

<やり方>
1.仰向けになり、両膝を立てる
2.脚を左右それぞれの方向に開く
3.両手は自然に体側に添え、手のひらを天井に向ける
4.できるだけ脱力し、深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・膝の角度はラクな角度で行う
・余裕があれば鼠蹊部をさすり、血行を促進する

三日月のポーズ

「三日月のポーズ」は骨盤周辺の筋肉、太ももの前側、上半身を伸ばすことができるヨガポーズ。
骨盤の歪み解消はもちろん、肩こりの解消、姿勢改善など、嬉しい効果がたくさんあります。
バランスを取るためにも、必ず左右行うようにしましょう。

<やり方>
1.四つん這いになり、右足を両手の間に踏み出す
2.右膝を90度に曲げ、左足を後ろに伸ばす
3.ゆっくりと上半身を起こす
4.両手を天井に向かって伸ばし、胸を天井に向ける
5.深い呼吸を繰り返す
6.四つん這いに戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・骨盤は正面の壁と平行にする
・5の時、後ろ足の付け根をマットに近づける意識を持つ
・前足の親指でしっかりと床を踏む

牛の顔のポーズ(前屈)

「牛の顔のポーズ(前屈)」は、体の背面をじっくり伸ばすことができるヨガポーズ。
お尻の筋肉もよく伸びるため、骨盤調整に効果的です。
また、下半身の血流が良くなるため冷えやむくみの解消も期待できます。

<やり方>
1.マットに座り、両膝を立てる
2.左膝を外側に倒し、右足の下に潜らせる
3.右足を外側に倒し、体の中央で左膝と重ねる
4.背骨をまっすぐに伸ばし、足の付け根から体を前に倒す
5.上半身、首の力を抜き、深い呼吸を繰り返す
6.1の姿勢の戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・左右のお尻をしっかりと床につけたまま行う
・辛い場合は膝を無理に倒さなくてOK
・太ももとお腹をベッタリつけるイメージで前屈し、首の力を抜く

まとめ

骨盤の歪みは体感しにくいものです。
「きっと大丈夫」と油断せず、ご紹介したヨガポーズを参考にケアを行いましょう。
また、足を組む、片足重心で立つなど、日頃から骨盤の歪みに繋がる行動を避けることも大切です。
なるべく良い姿勢を心がけ、女性ならではの不調とさようならしましょう!

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