「うつ伏せ」にはメリットがたくさん!

ヨガ・ヨガポーズ

自宅でくつろいでいる時や夜寝る前など、何気ないシーンで行う「うつ伏せ」。

中には「うつ伏せで寝る」という方もいらっしゃるかもしれませんね。

実はそんな「うつ伏せ」には、さまざまな健康効果があるとご存知ですか?

この記事ではうつ伏せのメリットや、うつ伏せで行うヨガポーズを解説します。

うつ伏せのメリット

うつ伏せのメリットは、内臓にやさしくアプローチできること。

床やヨガマットの上などある程度の固さがあるところで行うことが前提ですが、うつ伏せの状態で深い腹式呼吸を繰り返すことで、内臓に刺激を加えることができます。

すると内臓の働きが活性化されるため、以下のような効果を期待できるでしょう。

・消化不良の緩和
・便秘の緩和
・内臓下垂の緩和
・冷えの緩和

シンプルなうつ伏せの状態でも一定の効果を得やすいですが、うつ伏せで行うヨガポーズ等はさらに内臓に刺激が加わりやすく、より効果を感じやすくなります。

うつ伏せで行うヨガポーズは次の項目でご紹介しますので、ぜひチャレンジしてみてください。

うつ伏せのヨガポーズ4選

スフィンクスのポーズ

「スフィンクスのポーズ」は、胸を開くヨガポーズです。
姿勢改善、背中・お尻の引き締め、自律神経を整える効果を期待できます。

<やり方>
1.うつ伏せになる
2.足を腰幅に開き、つま先を伸ばす
3.両肘を肩の真下につき、上半身を起こす
4.目線を正面、またはやや上に定める
5.深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・両肘でしっかりと床を押し、首を長く保つ
・ポーズ中に足を開かないように、内腿の力でコントロールする
・喉から胸元、お腹にかけてストレッチ感を感じる

カエルのポーズ

「カエルのポーズ」は、太ももの前側と胸を伸ばすヨガポーズです。
肩こりの緩和、下半身の血流アップ、冷え・むくみの解消効果が期待できます。

<やり方>
1.うつ伏せになり、両肘を肩の真下につく
2.右膝を曲げ、右手で右足の甲をつかむ
3.手を使い右かかとをお尻に近づけ、右肘を背中側に寄せる
4.深い呼吸を繰り返す
5.反対側も同様に行う

<ポイント>
・膝が開かないように、足は腰幅に保つ
・体が外側に開かないように気をつける
・太ももの前側だけでなく、胸にもストレッチ感を感じられると◎

バッタのポーズ

「バッタのポーズ」は胸を開き背中を引き締めるヨガポーズです。
姿勢改善、肩こり解消、背中・お尻・内腿の引き締め効果を期待できます。

<やり方>
1.うつ伏せになる
2.両手の指を背中側で絡め、肘を伸ばして肩甲骨を寄せる
3.足を腰幅に開き、つま先を伸ばす
4.拳を後ろに引っ張るイメージで、上半身を持ち上げる
5.両足を足の付け根から持ち上げある
6.深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・ポーズ中に足を開かないように、内腿の力でコントロールする
・肩を下ろし、首を長く保つ
・呼吸が浅くならないように気をつける

うつ伏せのワニのポーズ

「うつ伏せのワニのポーズ」は、股関節をやさしく開くヨガポーズです。
股関節の柔軟性アップ、骨盤の歪み解消、下半身の血流アップ、冷え・むくみの緩和効果を期待できます。

<やり方>
1.うつ伏せになる
2.顔の下で両手を重ね、手の甲に額を乗せる
3.股関節の真横に膝がくるように、右膝を曲げる
4.深い呼吸を繰り返す
5.反対側も同様に行う

<ポイント>
・なるべく全身の力を抜く
・曲げている足の内腿、股関節にストレッチ感を感じる
・辛い場合は膝が股関節よりも下に来るようにする

まとめ

ただのうつ伏せでもいいけれど、ヨガポーズを取り入れるとプラスアルファの効果も期待できます。
ぜひリラックスタイムに取り入れて、健康な心身をGETしてくださいね!

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