怪我に要注意!体を痛めないヨガのコツ

「健康になろうと思ってヨガをはじめたのに、怪我をしてしまった…」という経験はありませんか?
ヨガは心身にとって良いものですが、やり方を間違えると怪我をしてしまうことがあります。
この記事ではヨガで体を痛めないコツについてご紹介しますので、ヨガをはじめたばかりの方やヨガで怪我をしたことがある人は、ぜひチェックしてくださいね。
ヨガで体を痛めない5つのコツ
▶︎自分のレベルに合うレッスンに参加する
ヨガスタジオやスポーツジムなどでレッスンに参加する場合、まず気をつけたいのがレベルです。
自分のレベルより遥かに難易度が高いレッスンに参加すると、無理が高じて怪我をする可能性があります。
「このレッスンなら余裕を持って参加できそうだな」と感じるものから参加しましょう。
また、仮にレベルが高いレッスンに参加してしまった場合は、無理について行こうとしないのがおすすめです。
インストラクターが「難しい方はこうしましょう」と負荷の軽減方法をインストラクションしてくれるはずなので、そちらに従ってください。
▶︎「痛いけど気持ちが良い」範囲を超えない
ヨガで体を柔らかくしたいと思っている人は、ついつい無理をしがちです。
痛みを感じても「無理をしないと柔らかくならない」と考えがちですが、無理に筋肉を伸ばすとかえって筋肉が固まったり、怪我をして動きにくくなったりする可能性があります。
無理なく着実に柔らかくするなら、「痛いけど心地が良いな」と感じる範囲でポーズに取り組むのがポイント。
ポーズ中は息を吐くと筋肉が緩まりやすくなるため、呼吸も忘れずに行いましょう。
▶︎関節は完全に伸ばさない
ポーズ中に肘や膝などの関節を完全に伸ばすと、関節にはかなりの負担がかかります。
繰り返し行うと関節が痛むのはもちろん、ポーズ中に重心がずれたりすると大怪我になる可能性も高いです。
ポーズをピシッと決めたくなる気持ちも分かりますが、膝も肘も伸ばし切らず軽く曲げておくのがベスト。
軽く曲げるだけなら意外と曲がっているように見えないため、ポーズは綺麗に決まりますよ。
▶︎直線・直角を意識する
ヨガのポーズは直線・直角を意識すると、体に不要な負担がかかりにくくなります。
たとえばツイスト系のポーズなら、頭頂から尾てい骨までを一直線にした上でひねるのがポイント。
背骨が曲がった状態でひねると腰等に負担がかかりますが、一直線に保っていれば負担はかからず、深くひねれるためポーズの効果も高まります。
また、英雄のポーズや座位の三日月のポーズなど、一方の足を曲げる場合は膝の角度を90度にしましょう。
すると関節に余分な負担がかからず、かつ脚にしっかりと体重が乗るため筋力アップにつながります。
体感では確認しにくい場合は、鏡でチェックしながら行うのがおすすめです。
▶︎腰で反らない
コブラのポーズやラクダのポーズなど、後屈系のポーズが苦手な人も多いはず。
腰に負担がかかる印象をお持ちの方も良いと思いますが、実は後屈のポーズは腰で反るポーズではありません。
つい腰を反らせたくなりますが、そのままではいつか腰を壊します。
後屈のポーズのポイントは、胸を開くことと足の付け根を前に押し出すこと。
この2点を意識すると腰を使わずに綺麗に後屈できます。
もちろん腰への負担も軽減されるため、ぜひチャレンジしてみてください。
まとめ
5つのポイントを覚えておけば、ヨガによる怪我のリスクをグンと減らせます。
最初は違和感を感じるかもしれませんが、慣れると体を動かしやすくなり、ポーズの効果もよりしっかりと感じられるでしょう。
ぜひポイントを押さえてヨガに取り組み、理想の体を手に入れてくださいね。