五月病対策にはこのヨガポーズがおすすめ!

春から夏にかけてのトラブルとして多いのが「五月病」です。
正式な病気ではないものの、無気力になったり、不眠になったりと、毎年悩まされる人は少なくありません。
そんな五月病の対策方法はさまざまですが、実はヨガもそのうちの一つです。
この記事では五月病対策に役立つ、精神的な安定を保つヨガポーズをご紹介します。
五月病対策に効果的なヨガポーズ
三日月のポーズ
「三日月のポーズ」は、全身を大きく伸ばすヨガポーズです。
呼吸が深まることに加え、血流が良くなることで自律神経が整いやすくなります。
さらに、骨盤の歪み解消、生理痛・PMSの緩和、肩こり解消、姿勢改善にも効果的。
上半身だけでなく、後ろに伸ばした足の付け根にストレッチ感を感じながら行いましょう。
<やり方>
1.四つん這いになる
2.右足を両手の間に踏み出し、膝を90度に曲げる
3.左足を後ろに伸ばし、膝と足の甲を床につける
4.両手を右膝に付き、上半身を起こす
5.バランスをとりながら両手を天井に伸ばす
6.深い呼吸を繰り返す
7.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う
<ポイント>
・骨盤は正面の壁と平行を保つ
・前足の足の裏をしっかりと床につける
・骨盤は下に、上半身は上に伸ばす
英雄のポーズ1
「英雄のポーズ1」も、体を大きく使う全身にアプローチできるヨガポーズです。
自律神経が整うのはもちろん、両足で力強く地面を踏むことで精神的に安定しやすくなります。
その他、肩こり解消や姿勢改善、下半身の筋力アップにも効果的です。
<やり方>
1.両足で立つ
2.右足を大きく後ろに踏み出し、つま先をやや外側に向ける
3.左膝を90度に曲がる位置まで骨盤をまっすぐ下に降ろす
4.両手を天井に向かって伸ばす
5.目線をやや高い位置に定め、深い呼吸を繰り返す
6.1の姿勢に戻り、反対側も同様にこなう
<ポイント>
・骨盤は正面の壁と平行を保つ
・足は左右均等な力で床を踏む
・足は地面を強く踏み、上半身は天井に向かって伸ばす
キャット&カウ
「キャット&カウ」は、体幹をバランスよくほぐせるヨガポーズです。
背骨周辺の筋肉がほぐれることで自律神経の伝達がスムーズになり、心身が安定しやすくなります。
また、骨盤の歪み緩和、肩こり・腰痛の解消、体幹の筋力アップ効果も期待できます。
<やり方>
1.四つん這いになり肩の真下に手首、股関節の真下に膝をつく
2.息を吐きながら体を丸め、目線はへそに合わせる
3.息を吸いながら体を反らし、目線は天井に向ける
4.2-3を5回ほど繰り返す
<ポイント>
・両手両足は常に床を押し続ける
・2の時は肩甲骨を開いて尾てい骨を下に向ける
・3の時は肩甲骨を寄せて尾てい骨を上に向ける
勾玉のポーズ
「勾玉(まがたま)のポーズ」は、呼吸を深めるのに効果的なヨガポーズです。
寝たままできるため、布団の中で行うのもおすすめ。
朝行えば1日フレッシュな気分で過ごすことができ、夜行えば睡眠の質が上がります。
また、肩こり解消や内臓機能の活性化にも効果的です。
<やり方>
1.仰向けになり、両手を頭上に伸ばす
2.体でアルファベットのCを作るように、手足を右に寄せる
3.左体側の伸びを感じながら数呼吸繰り返す
4.1の姿勢の戻り、反対側も同様に行う
<ポイント>
・肩や背中が床から浮かないように気をつける
・伸ばしている部分に向かって深い呼吸を繰り返す
・肩が上がらないように首を長く保つ
まとめ

ご紹介したポーズは無理のない範囲で、1日1〜2ポーズ行うだけでもOKです。
継続して取り組むと自律神経が整いやすくなり、メンタル面だけでなくフィジカル面も安定します。
ぜひ毎日の習慣にしてくださいね。