ヨガは口呼吸?鼻呼吸?呼吸のコツやおすすめの練習方法もご紹介!

ヨガについて

ヨガを行う上で、呼吸は切っても切り離せない大切なもの。

むしろ、意識的に呼吸を行うことも立派なヨガの一つです。

しかしそうとわかっていても、どのように呼吸したらいいかわからない人は少なくないはず。

特に、口呼吸にすべきか鼻呼吸にすべきか迷ってしまいますよね。

そこでこの記事では、ヨガは口呼吸と鼻呼吸どちらがいいのかについてや、呼吸の練習方法などを紹介します。

口と鼻、どちらの呼吸がおすすめ?

結論から言うと、ヨガの呼吸は「鼻呼吸」がおすすめです。

理由はいくつかありますが、主要な理由の一つとして挙げられるのが、空気中のゴミやウイルスの侵入を防げるというもの。

鼻の中にある毛や粘膜がゴムやウイルスを吸着することで、器官や肺を守ってくれます。

また、鼻呼吸は口呼吸に比べると脳の酸素量が増加しやすいため、脳を活性化するのにも効果的です。

つまり、ヨガ以外でも鼻呼吸の方が理想的と言えるでしょう。

口呼吸は絶対にダメ?

口呼吸をしてはいけないかというと、必ずしもそうではありません。

口から息を吸うとウイルス等が侵入する可能性がありますが、口から息を吐く分にはウイルスを吸い込む心配をしなくて良いでしょう。

そのため、ヨガ中も「鼻から吸って口から吐く」という呼吸法であれば問題なく行うことができます。

ヨガの呼吸のポイント

ヨガの呼吸は、ゆったりとした深くて長い呼吸が理想的です。

というのも、深い呼吸は副交感神経を優位にし、心身をリラックスさせることがわかっています。

反対に浅い呼吸、速い呼吸は交感神経が優位になり自律神経が乱れやすくなるため、気をつけましょう。

次の項目では呼吸を深めるコツを紹介しますので、ぜひヨガの練習前に取り入れてくださいね。

呼吸を深める練習方法

胸や肩甲骨周りをほぐす

呼吸を深めるためにまずおすすめなのが、胸や肩甲骨周りをほぐすことです。
背中が丸まっていたり、筋肉がガチガチに固まっていたりする状態だと、息を吸い込もうにも上手く吸い込むことができません。

まずは次のヨガポーズで上半身をほぐしましょう。

▶︎猫の背伸びのポーズ
<やり方>
1.四つん這いになり、肩の真下に手首、股関節の真下に膝をつく
2.両手を前に歩かせ、額をマットにつける
3.尾てい骨を天井に向ける
4.深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・股関節の真下に膝がくるようにする
・余裕がある場合は顎を床につける
・肩甲骨に向かって息を送り込むイメージで呼吸を繰り返す

▶︎針の糸通しのポーズ
<やり方>
1.四つん這いになり、肩の真下に手首、股関節の真下に膝をつく
2.左手を一歩前につき、右手を左脇の下にくぐらせる
3.右手をなるべく遠くに引っ張り、右肩とこめかみを床につける
4.左手を前方に伸ばし、床に指を立てる
5.尾てい骨を天井に向け、深い呼吸を繰り返す
6.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・股関節の真下に膝がくるようにする
・骨盤が傾かないように、尾てい骨をしっかりと上に向ける
・目線は脇の下から天井に向ける

カウントに合わせて呼吸をする

続いておすすめなのが、呼吸のリズムを意識しながら息を深めていくことです。
カウントに合わせて呼吸を行い、そのカウントを少しずつ伸ばしていくことで呼吸を深めることができます。
リラックスした状態で行ってみましょう。

<やり方>
1.ラクな姿勢で座る
2.ゆっくりと4カウント数えながら、鼻から息を吸う
3.同じように4カウント数えながら、息を吐き出す
4.4カウントを数回繰り返したら、5カウント、6カウントと徐々にカウントを増やして行う

<ポイント>
・息を止めないように、カウント内で均等に呼吸する
・寝た状態で行ってもOK

まとめ

呼吸はヨガだけでなく日常生活とも切り離せないものです。
ぜひこれを機に呼吸を見つめ直しましょう!

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