太陽礼拝で心身をエネルギッシュに!効果や注意点を詳しく解説!

ヨガについて

ヨガをしている人ならほとんどの方が耳にしたことがあるであろう「太陽礼拝」。

太陽礼拝がとても好きで毎日行っているという方もよく聞きます。

そこで今回は、
・太陽礼拝とは?
・太陽礼拝がもたらす心身への効果は?
・太陽礼拝を行う際の注意点は?

について、詳しく解説していきます。

そもそも太陽礼拝とは?

太陽礼拝とは、「太陽に挨拶をし、太陽の恵みに感謝する」という意味が込められている礼拝で、サンスクリット語で”スーリヤナ・マスカーラ”と呼ばれています。

太陽礼拝を朝に行うことで、寝ている身体を目覚めさせながら全身の巡りを促し、頭をスッキリさせるなど、様々な効果をもたらしてくれます。

1日の始まりや、レッスンが始まる前・身体を動かす前のウォーミングアップとしても行われる太陽礼拝は、日常的にヨガの中に取り込まれているのです。

太陽礼拝がもたらす心身への効果は?

そんな太陽礼拝が心身へもたらす効果は大きく分けて4つあります。

①前向きにエネルギッシュになる

太陽礼拝は身体を縦に使いながら、身体の前後を伸ばす動きが多く入ってきます。

1日寝て固まっている身体を起こすように伸ばしていくことで、交感神経が優位になり心拍も高まり心身ともにエネルギッシュになっていきます。

また、胸周りを大きく開きながら呼吸をするため、自然と気持ちも前向きになり、心や身体がクリアに。

朝一番に行うことで、良い1日をスタートさせることができます。

②ダイエット・引き締め効果

太陽礼拝では、お腹や腕・下半身など満遍なく身体を使うことで全身の巡りが良くなっていきます。

そのため、習慣的に一日3〜5回繰り返し行うだけでも、どんどん身体は引き締まりダイエット効果を実感することができます。

また、呼吸に合わせて行うことで脂肪燃焼効果も高まり、効率よく身体を引き締めることができますよ!

③柔軟性が高まる

前屈やダウンドッグなど、1つ1つのポーズは柔軟性と筋力が必要になる太陽礼拝。

つい流れるようにやってしまいがちですが、呼吸をしっかり使って動いていくことで徐々に柔軟性が高まっていくのを感じることができます。

また、前屈と後屈が満遍なく散りばめられた太陽礼拝では、縮めては伸ばしを繰り返すことにより自然と柔軟性が高まるようになっています。

繰り返し行う中で、初回と3回目では身体の心地よさや伸び方も違うのでぜひ実感してみてくださいね。

④集中力UP

集中力UPに欠かせない呼吸ですが、太陽礼拝では『一呼吸一動作』をベースに動くため、凝り固まった身体が緩むにつれて呼吸はどんどん深まっていきます。

呼吸の心地よさや、身体の伸び方・心の開放感を丁寧に感じることで自然と集中力が高まるため、仕事の前・勉強の前などに太陽礼拝を取り入れることで効率よく作業に取り掛かることができます。

もちろん夜に行っても構いませんが、太陽礼拝がもたらしてくれる効果を発揮させるには、やはり朝に行うことがおすすめです。

太陽礼拝を行う際の注意点は?

太陽礼拝を行う際の注意点が以下の通りです。

・肩や腕などに痛みがある方はお休みする
・できないポーズは無理をせずに、軽減法を使う
・呼吸を止めない

太陽礼拝に限らず、身体に大きく負荷がかかる時に呼吸が止まっていると、故障や怪我につながります。

数多く出てくるポーズに必死になりすぎて呼吸が止まらないように、『心地よく呼吸ができる状態』でキープできるように探りながら動いていきましょう。

また初心者の方・怪我をしている方・太陽礼拝を始めて間もない方は、最初から見本通りの太陽礼拝を行わずに、軽減法を使うことをお勧めします。

ステップアップしたポーズは、基本ができて初めて心地よく取ることができます。
基本が心地よく取れるようになってから、少しずつステップアップしていきましょう。

さらに太陽礼拝は、繰り返す回数に規定はなく、目的やレベルに合わせて自由に回数を定めることができます。

どういった目的で太陽礼拝を行うのかをベースに、はじめは回数を少なくしながら、もう少し頑張れそうであれば増やす、といったように調整していきましょう!

太陽礼拝で心身の健康を手に入れよう!

動く瞑想とも言われている太陽礼拝は、とにかく心身に様々な効果をもたらしてくれます。

ヨガのレッスンでもよく出てくる動きになるので、ぜひ朝少し早く起きて太陽礼拝を行うことを習慣にしてみてくださいね!

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