「ワイルドシング」ってどんなポーズ?やり方やコツについて

ヨガ・ヨガポーズ

「ワイルドシング」は「車輪のポーズ」に似たヨガのポーズの1つ。
日本語で「野生のポーズ」と呼ばれることもあります。

初級〜中級のヨガレッスンではあまり登場することはありませんが、それ以上のクラスでは時々登場することも。

できるようになると体の動きがさらにスムーズになり、ヨガが捗りますよ。
この記事ではそんな「ワイルドシング」の効果ややり方、コツを解説いたします。

ワイルドシングの効果


ワイルドシングは後屈のポーズの1種。
胸を大きく開くため、心身に様々なメリットをもたらします。

姿勢改善

背骨を湾曲させて胸を大きく開くため、姿勢改善に効果的。
デスクワークやスマートフォンの操作で丸まった背中をスッと伸ばすことができます。

肩こりの改善

肩まわりに刺激が加わり、肩甲骨周辺の筋肉がほぐれます。
そのため筋肉の緊張や血行不良による肩こりの改善に効果的です。

柔軟性アップ

つま先から指先にかけて全身で大きくアーチを作るポーズであるため、肩まわりやお腹、太ももの前側など様々なパーツの柔軟性を高めることができます。

血流アップ

全身の柔軟性が高まるということは、全身の筋肉がほぐれるということ。
筋肉がやわらかくなることで血流が良くなるため、血の巡りが整います。

自律神経を整える

胸を開くことで呼吸が深まること、背骨に刺激が加わることで背骨が整うことにより、自律神経が整いやすくなります。
自律神経のバランスが取れることで睡眠の質が高まったり、精神的に安定したりする効果も期待できます。

ワイルドシングのやり方


ワイルドシングは単発で行うよりも、フローヨガなど流れの中で行われることが多いポーズです。
今回はダウンドッグからの入り方を説明します。

1.マットに四つん這いになる
2.つま先を立て、息を吸いながらお尻を持ち上げる
3.吐くいきに合わせて指先から尾てい骨を一直線にする
4.息を吐きながら両膝を伸ばし、次の吸う息に合わせて右足を持ち上げる
5.上げた右足の膝を曲げ、つま先を床へ向ける
6.つま先を床に下ろすよう体を捻りながら右手を床から離し、目線を天井へ
7.右手は床に向けて自然に伸ばしつつ、左手と左足で床を押し全身でアーチを作る
8.数呼吸繰り返す
9.3の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

ワイルドシングのコツ・注意点


ワイルドシングは単発で行うよりも、フローヨガなど流れの中で行われることが多いポーズです。
今回はダウンドッグからの入り方を説明します。

1.マットに四つん這いになる
2.つま先を立て、息を吸いながらお尻を持ち上げる
3.吐くいきに合わせて指先から尾てい骨を一直線にする
4.息を吐きながら両膝を伸ばし、次の吸う息に合わせて右足を持ち上げる
5.上げた右足の膝を曲げ、つま先を床へ向ける
6.つま先を床に下ろすよう体を捻りながら右手を床から離し、目線を天井へ
7.右手は床に向けて自然に伸ばしつつ、左手と左足で床を押し全身でアーチを作る
8.数呼吸繰り返す
9.3の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

ワイルドシングのコツ・注意点


比較的難易度の高いポーズであるため、行う際は注意が必要です。
次のポイントを意識しながら行ってくださいね。

骨盤を開く意識を持つ

つま先を床につけるときは、足を下ろすイメージではなく骨盤を開いていくイメージで行うと◎
自然に足が床へと近づき、スムーズに体の向きを変えることができます。

手を離すタイミングに注意

手を早く離しすぎてしまうと転倒する可能性があります。
また、離すタイミングが遅いと腰を痛めてしまうかもしれません。
つま先が床につくタイミング=手を離すタイミングというイメージで行いましょう。

腰を反らさない

手が床から離れたら、胸を突き出す意識をすることが大切。
同時に骨盤を高く持ち上げる意識を持つことで、腰に負担をかけずにポーズを行うことができます。

無理しない

ワイルドシングは行うにあたってやや勇気がいるポーズです。
怖かったり、痛かったりしたら無理に行わず、できる範囲でストップしましょう。
練習を重ねていくうちに綺麗なアーチを作ることができるようになりますよ。

ワイルドシングのまとめ


もしかしたらまだワイルドシングに出会ったことがないという人もいるかもしれませんね。
あまりメジャーではないかもしれませんが、できるようになると全身がスッと伸びる心地よいポーズです。
できる範囲で試し、いつかできるようチャレンジし続けてみてくださいね。

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