「チェアポーズ」でダイエット!コツやポイントを徹底解説

ヨガ・ヨガポーズ

「チェアポーズ」は立位で行うヨガポーズ。
太陽礼拝Bに含まれる代表的なポーズであり、ダイエット効果が高いポーズとしても知られています。

レッスンでは日本語で「椅子のポーズ」、サンスクリット語で「ウトゥカターサナ」と呼ばれることも。

ぜひ「チェアポーズ」のポイントを抑えて、効果を高めましょう!

チェアポーズの効果


「空気椅子」のようなポーズである「チェアポーズ」は、筋肉をしっかり使うポーズの代表格。
次のような効果を期待することができます。

脚の筋肉の強化

チェアポーズは主に脚やお尻の筋力アップに効果的です。
脚の筋肉が活性化されることで、脚を引き締めたりヒップラインを綺麗に見せたりする効果も期待できます。

体幹の引き締め

ポーズ中に上半身が倒れないようコントロールすることで、お腹や背中など上半身の筋肉に働きかけることができます。
そのため体幹部分の引き締めにも効果的です。

基礎代謝量アップ

チェアポーズを続けると筋肉量がアップするため、基礎代謝量が上がります。
カロリーを消費しやすい体になり、ダイエット効果が高まります。

肩こりの解消

チェアポーズは両手を大きくあげるのもポイント。
肩まわりの筋肉がほぐれるため血流がよくなり、肩こりを解消することができます。

活力アップ

グッと力を入れるチェアポーズは、活力アップに効果的。
やる気がでないときや倦怠感がとれないときに行うと、心身ともに元気になります。

チェアポーズのやり方


チェアポーズの効果を高めるために、まずは基本的なやり方を押さえましょう。

1.脚を腰幅に開いた状態でマットに立つ
2.両手を腰に添え、息を吸いながら背骨を伸ばす
3.息を吐きながら股関節を引き込み、お尻を後ろに突き出しながら膝を曲げる
4.太ももが床と水平になるくらいまで腰を下ろしたら、両手を天井に向かって伸ばす
5.目線を正面かやや上に定め、数呼吸繰り返す

チェアポーズのポイント


チェアポーズを誤ったフォームで行うと、余計なところに筋肉がついてしまいう可能性があります。
正しい形を覚え、美ボディを目指しましょう。

膝をつま先より前に出さない

膝を曲げたとき、膝の位置がつま先より前にあるのはNG。
太ももの前側に筋肉がついてしまいます。
ポーズ中に足元をみて、足指が10本全部見えるのが理想的。
しっかりと股関節を引き込む意識で行うとうまくしゃがめますが、どうしても膝が前に出てしまう方は膝が前に出ないギリギリのところでキープしましょう。

膝とつま先は同じ方向に向ける

ポーズ中に膝が閉じてしまったり、開きすぎてしまうと股関節に負担がかかります。
膝とつま先が同じ方向に向くよう意識しながら腰を落とすよう心がけましょう。

腰を反らせない

お尻を後ろに突き出そうとすると、腰が反ってしまうことがあります。
下腹部にグッと力を入れ、尾てい骨は床の方にむけるよう意識してみてくださいね。

上半身を倒しすぎない

股関節を引き込むかわりに上半身を倒してしまうのはNG。
顔が膝よりも前に出ている方はもう少し上半身を起こすよう背中とお腹の力でコントロールしましょう。
うまくいかない場合は腰をやや浅めに落とし、上半身が倒れすぎないところでキープしてみてくださいね。

かかとをあげない

深くしゃがもうとしてかかとが床から離れないよう注意しましょう。
どうしても浮いてしまうという方はかかとが浮かないところでキープするか、あらかじめかかとヨガブロックや段などに乗せた状態で行うと◎
足首の角度が緩まることで、足首が固くてもしっかりしゃがみ込むことができますよ。

まとめ


「チェアポーズ」は全身をアクティブに使うポーズなので、夜よりも朝行う方がオススメです。
朝に行えば1日代謝がいい状態が続きますし、活力が高まることで前向きな気持ちで過ごすことができます。
ぜひ朝の習慣に取り入れてみてくださいね。

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