ガチガチになったお尻をほぐそう!お尻をケアするメリットやおすすめヨガのポーズを紹介!

ヨガ・ヨガポーズ

皆さんはご自身のお尻の柔軟性に意識を向けたことがありますか?

長時間の同じ姿勢や、悪い姿勢が続くとお尻が凝り固まりやすくなるのですが、案外気付いていない方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、
・お尻が硬くなってしまう原因は?
・お尻が硬いことで起きるデメリットは?
・お尻を緩めるヨガのポーズ!

について徹底解説していきます!

お尻が硬くなってしまう理由は?

お尻の筋肉が凝り固まってしまう最も大きな原因は、長時間の同じ姿勢・特に座った姿勢です。

デスクワークや在宅ワークなど、座った姿勢を何時間も続ける方は特に、お尻の筋肉が凝り固まってしまい老廃物がどんどん溜まっていきます。

また、スマホやパソコンを使用し猫背や巻き肩になっていると、骨盤が本来の位置より後傾するためお尻の筋肉が硬直したり、お尻に負担が大きくかかってしまいます。

お尻が硬いと起こる身体へのデメリットとは?

お尻が硬いと起こる身体へのデメリットは大きく分けて3つあります。

①お尻が垂れる

年齢とともに骨盤はどんどん後傾していくと言われていますが、お尻が硬いとさらに骨盤を引っ張っていき骨盤が後傾状態に。

骨盤が本来の位置にないことで、お尻の筋肉がうまく使えず、お尻が垂れてしまいます。

近年はお尻を鍛えるエクササイズが非常に注目を集めていますが、まずは緩め柔らかくしておくことが何よりも大事です。

②腰痛や坐骨神経痛になる

お尻はたくさんの筋肉が集まり詰まっていますが、そのお尻の筋肉の中に「坐骨神経」という鉛筆1本分程度の太さがある神経が走っています。

お尻の筋肉が凝り固まったまま過ごしていると、この坐骨神経を圧迫することで坐骨神経痛や腰痛を発症してしまうことも。

腰に痛みが出やすいですが、お尻が原因であることが非常に多いです。

③むくみや冷え

お尻はたくさんの筋肉が集まっており、また筋肉量も多いのが特徴。

そのお尻の筋肉が凝り固まってしまうと、血液やリンパの流れが悪くなり下半身のむくみや冷えにつながります。

またむくみや冷えをほっておくとセルライトになり、セルライトになると中々解消できなくなってしまいます。

お尻を柔らかくしてくれるヨガのポーズ2選!

凝り固まったお尻に柔軟性を持たせてくれるヨガのポーズを2つ紹介していきます!

①ハーフピジョン(半分の鳩のポーズ)
足の付け根をはじめ、お尻を心地よく緩めることができるポーズです。

<ポーズの取り方>
①四つん這いになり、手と手の間に右膝を滑らせて下ろしましょう。
②左足は後ろにまっすぐ引いて足の甲を寝かせる。足先はまっすぐ後ろに伸ばしていく。
③右足は痛みがなければ、脛がマットの前と平行になるように踵を前に出しておく。
④吸って胸を開いて、吐く息で肩の真下に肘・手のひらは床に置く。少しお尻を左右に揺らす。
⑤もし余裕があれば両手を前に大きく伸ばして、吐く息でおでこをマットに預ける。

>>>point
・お尻が落ちて骨盤が開きやすいので、お尻が浮いてしまうようであればタオルを挟んで出来るだけ骨盤は床と平行にしましょう!
・焦らず少し長めにキープすることで、緊張が緩んでいく感覚を楽しむ!

②針の穴のポーズ

膝を外に開き、お尻や腿の外側の凝り固まりをほぐしていきます。

<ポーズの取り方>
①仰向けになり、両膝を立てる。
②右足首を左腿の上に4の字にセットしましょう。
③右手を足の間に通して、吸って左膝を胸に抱える。腕は掴めるところを掴む。
④吐く息と共に膝をさらに胸で抱き抱えるように。

>>>point
・右膝は出来るだけ外側に開き、お尻周りの伸びをじんわりと感じられるように調節!
・呼吸を止めず、吸って緩めて・吐く息に合わせて引き寄せる、を意識する!

ケアされにくいお尻をヨガのポーズを使って優しく緩めていこう!

仕事でどうしても座っている時間が長い方や、骨盤の歪みが気になる方はお尻がとてもカチカチに凝り固まっているかもしれません。

またお尻の硬さが股関節周りの硬さと関係しているため、毎日コツコツお尻を緩めていると股関節周りも自然と柔らかくなっていきます。

ぜひお尻のストレッチやヨガのポーズを使って、毎日ケアしてくださいね!

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