ヨガの最中に手首が痛くなる!原因とその対策は?
ヨガのポーズには、床に手をついて行うものが多くあります。
しかし、「なぜか手首が痛くなる」と悩む人は多いもの。
ポーズのたびに手首が痛くなっていたらヨガに集中できませんよね。
酷い場合は大きな怪我に繋がってしまうかもしれません。
そうなる前に、手首の痛み対策を行いましょう!
この記事ではヨガの最中に手首が痛くなる原因と解決策を紹介します。
手首が痛くなる原因
ヨガで手首が痛くなる理由は大きく分けて3つあります。
理由によってはすぐにでも解決できるので、まずは自分がどのケースに当てはまるかチェックしてみましょう。
手の位置
マットに手をついた時、位置が悪いと手首に負担がかかってしまいます。
手首が余計に曲がったり伸びたりした状態で体重をかけることで痛めてしまうのです。
負担が少ない位置については後ほど解説いたしますので参考にしてくださいね。
手首が弱い
関節が柔らかかったり、手の筋力が弱い人も手首が痛くなりやすいです。
手でしっかりと体を支えることができないと、手首に負担が集中してしまいます。
筋トレやヨガポーズを通して手首を強化しましょう。
マットの性能
薄いマットを使用している場合も手首が痛くなる可能性があります。
床からの抵抗を受けやすく、接地面が痛くなってしまうのです。
この場合は手首を保護するよう手元にクッション性を持たせると良いでしょう。
手首の痛みの対処方法は?
手首の弱さが原因でない場合、ちょっとした工夫で痛みを緩和&改善することができます。
ぜひ次の方法を試してみてくださいね。
手をつく位置に注意する
マットに手をつくヨガのポーズは、肩の真下に手首が来るようにしましょう。
するとまっすぐに体重が乗るため、余計な負荷がかかりにくくなります。
ただ、肘をピンと伸ばしてしまうのはNG。
肘は軽く曲げた状態でヨガポーズを行なうよう心がけてくださいね。
手の置き方を工夫する
位置を工夫しても痛みがある場合は、手の置き方を工夫してみましょう。
おすすめはマットに指を立てて手のひらを持ち上げる「カップハンズ」。
手首を曲げずにポーズを行えるため、やや負担が少なくなります。
カップハンズが苦手な人はグーを作り、第二関節〜第三関節をマットにつけるよう手をついてもOKです。
厚手のマットを使う
接地面が痛くなるという人は、マットを厚手のものにかえてみましょう。
理想は厚さ0.8cm以上。
どうしてもマットを買い替えたくないという人は、タオルやクッションで手元に厚みをだしてみてください。
床の硬さを感じることなくポーズに集中することができますよ。
手首のストレッチも大切!
ヨガの前に手首をよくほぐしておくことも大切です。
こわばった状態で体重が乗ると、手首が強くても思わぬ怪我や痛みに繋がる可能性があります。
簡単なストレッチを紹介しますので、ヨガ前の習慣にしましょう!
■手首のばし
1.両手を前に伸ばし、手のひらを正面に向ける
2.右手の指先を左手で掴み、自分の方に引く
3.内手首に伸びを感じながら数呼吸キープする
4.1の状態に戻り、続いては指先を下に向け手の甲を正面に向ける
5.左手で右手の指先を掴み、自分の方に引く
6.手の甲や手首に伸びを感じながら数呼吸キープする
7.1の状態に戻り、左手も同様に行なう
■手首まわし
1.胸の前で左右の指を絡めるように手を握る
2.手首の力を抜き、握りこぶしをぐるぐるまわす
3.反対回し同様に行なう
まとめ
痛みや怪我でヨガを嫌いになってしまうのはとても残念なことです。
記事を参考に様々な工夫を取り入れ、ヨガを楽しみましょう!
また、ご紹介したストレッチはヨガ前後の手首ケアにもおすすめ。
こまめに行ってみてくださいね。