ヨガポーズが安定しない…。その原因と改善策を徹底解説!
みなさんは「立位のポーズ」や「バランスポーズ」など、難しいヨガのポーズは好きですか?
難しさを楽しむことができる人もいれば、「グラグラしてしまうから嫌い」と苦手意識を持っている人も少なくないかもしれませんね。
実は、ヨガポーズが安定しないのにはいくつかの理由があります。
その理由を把握し対策をとれば、グッと安定感が増しますよ。
この記事ではヨガポーズが不安定になってしまう原因と改善策を解説します。
ヨガポーズが安定しない原因
まずはなぜヨガのポーズが安定しないのか、その原因を探りましょう。
理由が明確になると対策しやすくなるため、ヨガスキルのアップにつながりますよ。
軸を意識できていない
体の中心軸を意識できていないと、ポーズが不安定になりやすいです。
体に「軸」というパーツがあるわけではないためなかなか意識しにくいものではありますが、頭の中でイメージするだけでもグッと安定感が増します。
軸の感じ方については次の項目で説明しているのでチェックしてくださいね。
手足の位置がずれている
マットにつく手や足の位置がズレているとポーズは安定しません。
それどころか関節に負担がかかり、怪我をしてしまう可能性もあります。
「軸」にも通ずるものがありますが、手足から胴体にかけてはまっすぐのラインを保つと安定感が高まります。
筋力がない
ヨガポーズに必要なのはバランス感覚だけではありません。
姿勢を保つための筋力が必要なため、筋力が弱いとポーズが安定しない可能性があります。
特にバランスポーズやアームバランスは体をしっかりと支えられるだけの脚や腕の筋肉が必要です。
インナーマッスルが弱い
筋肉は表面から見える「アウターマッスル」と、体の奥深くにある「インナーマッスル」の2種類があります。
ヨガのポーズを安定させるためにはアウターマッスルだけでなく、インナーマッスルも必要不可欠。
いくら筋力があっても、インナーマッスルがないとポーズをキープすることはできません。
ヨガポーズを安定させるには?
まずは体の「軸」を意識することが大切です。
足から頭頂にかけ、体の中をまっすぐ通る一本の棒(=軸)のイメージを持ちましょう。
ピンとこないという方は「背骨=軸」と考えて、背骨をまっすぐに伸ばす意識を。
それぞれ軸を安定させるイメージでポーズにチャレンジすると、グラつきを抑えることができます。
まずは次の「軸のトレーニング」で、ご自身の軸を意識してみてくださいね。
<軸のトレーニング>
1.マットの上に立ち、両足を骨盤幅に開く
2.手のひらを正面に向け、脇に拳一つ分の空間を開ける
3.頭頂を天井に引っ張るイメージで体をまっすぐに伸ばす
4.ゆっくりと目を閉じ、体のふらつきを感じる
5.体の中心を通る軸をイメージし、安定させるようバランスを取る
手足の位置を正確に
ポーズをとるときは手足と胴体の位置関係に気をつけましょう。
基本的には関節のまっすぐ下に関節があるのがベスト。
股関節の真下に膝or足首、肩関節の真下に肘or手首をつくよう意識してみてください。
上半身は骨盤の延長線上に頭蓋骨がある意識を持つと、バランスをとりやすくなります。
インナーマッスルを強化する
力に関してはポーズにチャレンジし続けることで自然と強化されますが、ヨガスキルを底上げしたいならまずはインナーマッスルを強化するのがおすすめです。
「プランク」こと「板のポーズ」はインナーマッスルを鍛えるのに最適なので、こまめに行うようにしましょう。
<プランクのやり方>
1.マットに四つん這いになる
2.片脚をまっすぐ後ろに引きつま先を立てる
3.もう片方の脚を2の脚に揃えるように伸ばす
4.頭頂からかかとまでを一直線にする
5.お腹を凹ませ、数呼吸キープする
まとめ
ヨガのポーズが安定すれば正確さが増すため、ポーズの効果もより感じやすくなります。
更に難しいポーズにもチャレンジできるようになり、ヨガがもっと楽しくなるはず。
ぜひこの記事を参考にヨガのスキルを高めましょう!