風邪をひかない!免疫向上ヨガポーズ

ヨガ・ヨガポーズ

よく風邪をひいたり、季節の変わり目に体調を崩したり。身体が冷えていて、体調のすぐれない日が多い。生活習慣も崩れていて、いつも疲れている。そんな人におススメなのが、免疫向上のヨガポーズです。
今回ご紹介する免疫向上のヨガポーズは、積極的に腸にアプローチしたポーズになっています。というのも、実は腸の中には、免疫細胞の7割が集まっているといわれており、腸を整えることは免疫力を高めるのに非常に効果的と言えるのです。
腸をしっかり動かして、風に負けない身体づくりを目指しましょう。

おススメの免疫向上ヨガポーズ

①椅子に座ったねじりにポーズ

【やり方】
1. まっすぐ椅子に座り、手を軽くヒザに置きます。
2. 目を閉じ、右足を左足の上に組みます。
3. 左の手のひらを右ヒザの外側に置き、右の手のひらを頭の右側に添えます。
4. 7つ数えながら、身体全体を右にねじっていきます。この時左手のひらとヒザ、右の手のひらと頭をやさしく押し合うようにします。
5. 7つ数えながら最初の1の姿勢に戻って7回呼吸して息を整えてください。足を組みかえて反対側も同様に行ってください。これを3セット行います。

②座位の腹部のねじりポーズ

【やり方】
1. 床に座り、足をまっすぐに伸ばします。このとき、足先を天井に、足裏を正面に向けます。カカトで床を押すようにしてください。首の後ろはあがく伸ばし、背骨を伸ばします。
2. 右足を立てて、左足の外側に立てます。左足を曲げて、右側のお尻の外側に足が来るようにし、両足の座骨を床に安定させます。
3. 息を吸いながら左の腕を伸ばし、左の肩の外側と右足の外側が合うようにします。さらに伸ばせるなら、左の手で右足の甲をつかむように、ツイストします。
4. さらに深いツイストは、左の腕を三角の小窓を通らせ、左の手で、右の手首をつかみます。息を吸いながら正面に戻り、最初の座位の姿勢に戻ります。反対側も同様に行ってください。

③かんぬきのポーズ

【やり方】
1. ヒザ立ちの状態になります。足幅は腰幅に開きバランスをとりましょう。
2. 左ヒザを横に開き、直角に立てます。
3. バランスを取りながら左足をまっすぐ伸ばしていきます。
4. バランスを取りづらい場合は、つま先を正面に向けても構いません。
5. 息を吸いながら、両手を頭の上に持ち上げます。
6. 吐きながら伸ばした足の方へ、上半身を倒します。息を吸いながら両手を頭の上に戻し、吐きながら、両手を体側に下ろします。
7. 息を吸って両手を頭の上に引き上げ、吐いて身体を倒し、下の手で足首やすねなど、つかめるところをつかみます。吸いながら目線を伸ばした手の延長線上へ向けます。ヒザをつかまないよう注意します。
8. 余裕があれば伸ばした手の方を見ながら、呼吸を続けます。きついときは、目線を下げても構いません。ポーズを解き、反対側も同じように行います。

④キャットアンドカウのポーズ

【やり方】
1. 床に四つん這いになります。手首は肩の下、膝は足の付け根の下へ置きましょう。膝と膝の間は拳1個分ほどあけ、つま先を立てます。
2. 息を吸いながら尾骨(びこつ)を天井へ向け、背骨を1本ずつ意識して反らせていきます。気持ち良く胸を開きつつ、目線は天井に向けます。
3. 息を吐きながら尾骨(びこつ)を床に向け、背骨を1本ずつ丸めていきます。両手で床を押し、肩甲骨を外へ開くようにして、目線はおへそへ向けます。
4.2〜3を3呼吸から5呼吸、繰り返します。

⑤チャイルドポーズ

【やり方】
1. 正座に座り、背筋をまっすぐに伸ばします。この時、足の親指は重ねないようにします。
2.両手を前方の床に伸ばします。
3.ゆっくりと息を吐きながら、手を前方に滑らせ、骨盤から前に上半身を倒します。
4.おでこと手のひらを床につけ、肩や首の力を抜いてリラックスします。
5. 背中や腰は丸くなった状態で柔らかく保ち、身体の重さに身を任せて、数回呼吸を繰り返します。
6.起きるときは、両腕で支え、頭が最後になるように、ゆっくりとロールアップします。

まとめ


いかがでしたでしょうか。腸にアプローチするポーズをとることで、少し内臓に血がめぐるような、体温が上がるような感覚は持てましたか?
ほかにも、白湯を飲んで温めたり、湯船に入るようにしたり、体に優しい食事を楽しんだり。腸の健康を維持し、免疫力を向上して、風邪やウイルスに負けない身体を作りましょう。

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