今こそ脱力!新生活におすすめのヨガポーズ

ヨガ・ヨガポーズ

気持ち新たに始める新生活。
「よし!今日も頑張ろう!」なんて、力みすぎていませんか?

心も体も忙しい新生活だからこそ、脱力することも必要です。

この記事では脱力できるヨガポーズを紹介します。

なぜ脱力が大切なの?

「脱力」というと、なんだかだらけているイメージを抱く人も少なくないはず。
しかし、心身ともに忙しさや慌ただしさを感じている時こそ脱力が大切です。

というのも、ずっと力を入れっぱなしだと気持ちをアクティブにする「交感神経」のみが活発になってしまい、自律神経が乱れてしまうことがあります。

自律神経が乱れると、血行不良や体の冷えを引き起こしたり、精神的に不安定になったりする可能性も。

一方、適度に脱力する時間を取り入れると気持ちをリラックスさせる「副交感神経」が優位になります。

すると、自律神経のバランスが整うため、心身ともに元気に生活することができるのです。

脱力できるヨガポーズ

立位前屈のポーズ

「立位前屈のポーズ」は、簡単にまとめると立った状態で前屈をするポーズです。
股関節からぶら下がるように脱力することで、力が入りっぱなしの上半身を程よく伸ばすことができます。
姿勢改善、肩こりの解消、腰痛の緩和にも効果的です。

<やり方>
1.マットに両足で立ち、足を腰幅か腰幅よりもやや広めに広く
2.体を股関節から二つ折りにするイメージで、上半身を前に倒す
3.両手を床につき、お腹と太ももがつくまで両膝を曲げる
4.手の甲を床につけ、重心をややつま先側に寄せる
5.股関節からぶら下がるように脱力し、数呼吸繰り返す

<ポイント>
・両膝はどんなに曲げてもOK。お腹と太ももをぺったりつける
・4のとき、それぞれの手で肘を持って両手を床から離してもOK
・ポーズ後はいきなり顔をあげず、背骨を丸めながらゆっくり起き上がる

亀のポーズ

「亀のポーズ」は座った状態で行うヨガポーズの一つ。
こちらも力みっぱなしの上半身、固くなりがちな股関節まわりをほぐすことができます。
腰痛の緩和、背中のコリ、下半身の血流アップに効果的です。

<やり方>
1.マットに長座の状態で座る
2.両膝を軽く曲げ、左右それぞれ外側に開く
3.上半身を前傾させ、手を左右それぞれの膝の下に通す
4.足の間に顔を埋めるように、上半身の力を抜く
5.背中や股関節にストレッチ感を感じながら、数呼吸繰り返す

<ポイント>
・辛い場合は両手を足の下に通さず、足の間におく
・ポーズ中の目線はヘソに定め、首の力も抜く
・ポーズ後はいきなり顔をあげず、背骨を丸めながらゆっくり起き上がる

屍のポーズ

「屍のポーズ」は仰向けになってただただ力を抜くだけのヨガポーズです。
といっても脱力し切るのはなかなか難しく、どこかに力が残っている可能性大。
その部分は日常的に力が入りやすい部分とも言えるので、体のメンテナンスがてら行うのも良いでしょう。

<やり方>
1.マットに仰向けになる
2.足をマット幅に開き、つま先は外側に向ける
3.両手の甲をマットに下ろし、脇に拳一つ分の空間を開ける
4.顔の向きをラクな方向に傾ける
5.深い呼吸を繰り返し、吐く息に合わせて徐々に力を抜いていく
6.脱力した状態で10分程度呼吸を繰り返す

<ポイント>
・奥歯や眉間に力が残りやすいため、顔までしっかり脱力する
・マットと一体化するイメージ、床に沈んでいくイメージで力を抜く
・余計なことは考えず、自分の呼吸の音に意識を向ける

まとめ

「力を抜く」というのは、簡単なことのようで意外と難しいものです。
これを機に脱力する習慣を身につけて、心身ともに健康的な毎日を過ごしましょう。
力みっぱなしの状態が続くよりも、ずっと過ごしやすくなるはずですよ!

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