バランスポーズを極めたい人集合!安定感が増すエクササイズ

ヨガ・ヨガポーズ

「バランスポーズ」とは、主に片足立ちで行うヨガのポーズのこと。

座った姿勢で行うものや両足で立った状態で行うポーズに比べて不安定であるため、難易度が高いとされています。

しかし、バランスポーズはかっこいいものが多く、「私もやりたい!」と憧れを抱くヨギーは多いもの。

そこでこの記事ではバランスポーズの安定感を高めるためのエクササイズをご紹介します。

バランスポーズの安定感を高めるコツ


バランスポーズは単純に練習するよりも、コツを掴むとことで安定感が劇的にアップします。
なかなか安定しないという方は、以下のポイントに注目してみてください。

体の軸を正しい位置に戻す

バランスポーズが安定しない理由としてまずあげられるのが、体の軸がぶれているという理由です。
まっすぐ立った時、くるぶしの真上に膝、足の付け根(大転子)、骨盤、肩、耳の穴が理想的。
しかし、頭や骨盤が前後に出ている姿勢の人が多いです。
まずは自分自身の軸がまっすぐであるか否かを確認しましょう。

足の裏の歪みを整える

続いて多くあげられるのが、足の裏がうまく使えていないという理由です。
足裏全体が床にベタッとついていたり、反対に土踏まずが高く浮きすぎていたりするのはNG。
足の裏の歪みを整えることで足の裏が使いやすくなり、ぐらつきにくくなります。

体幹やインナーマッスルを鍛える

もう1つ多いのが、胴体部分の筋肉や体の奥深いところにあるインナーマッスルが弱いという理由です。
こちらを解決するにはトレーニング、練習あるのみ。
続けることで少しずつ強化され、バランスポーズが安定しやすくなります。

安定感を高めるエクササイズ


続いては、バランスポーズの安定感を高めるエクササイズをご紹介します。
ぜひバランスポーズを行う前や日々のトレーニングとして実践してくださいね。

山のポーズ

「山のポーズ」は2本足で直立するポーズです。
バランスポーズよりも安定した状態で体の軸を感じることができるため、続けることで軸を取りやすくなります。

<やり方>
1.マットに両足で立ち、足幅を拳一つ分くらい開く
2.目線を正面に向け、肩を1度後ろに回して脱力する
3.手のひらを正面に向け、脇には拳一つ分くらいの空間をあける
4.背骨を伸ばす
5.目を閉じ、数呼吸繰り返す

<ポイント>
・内腿を寄せ合うようにキュッと力を入れておく
・目を閉じた瞬間、軸がズレないか注目する
・鏡の前で行うと◎

ボールコロコロ

「ボールコロコロ」は足裏の歪みを解消するエクササイズです。
テニスボールや筋膜リリースボールで取り組んでみてくださいね。

<やり方>
1.テニスボール等、やや弾力のあるボールを用意する
2.ボールを片足で踏み、少し力を入れながら足の裏で転がす
3.30〜60秒ほど繰り返す
4.反対足も同様に行う

<ポイント>
・ボールはゴルフボールより大きめが理想的
・エクササイズ前後で足裏の感覚の変化を比較すると良い
・座った状態で行っても◎

トラのポーズ

「トラのポーズ」は体幹やインナーマッスルを鍛えるのに効果的なヨガポーズです。
ポーズの行いやすさに左右差があれば体に歪みがある証拠なので、左右同じように行えるようになることを目指して取り組みましょう。

<やり方>
1.肩の真下に手首、股関節の真下に膝をつくように四つん這いになる
2.息を吐き切ってお腹を薄くする
3.右足を真後ろに伸ばし、かかとと骨盤の高さを揃える
4.バランスを取りながら左手を前方に伸ばす
5.数呼吸キープする
6.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・骨盤は床と並行を保つ
・腰が反らないように、お腹の力は抜かずに行う
・不安定な場合は手のみ、足のみでもOK

まとめ


バランスポーズはがむしゃらに練習すると転倒や怪我の恐れがあります。
まずは安定感を高めるエクササイズで体の準備を整えてから、バランスポーズの練習に取り組んでくださいね。

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