足先の冷え＆むくみを緩和するヨガポーズ

「気が付くと足の先が氷のように冷たくなっている」
「夕方になるとパンプスが窮屈…」

この時期、このような冷えやむくみによるトラブルを感じることが多くなります。

辛い思いをしている方は、ぜひヨガで冷えやむくみを解消しましょう！

この記事では足先の冷えやむくみを緩和するのに効果的なヨガポーズを紹介します。

冷え、むくみの原因は？

足先が冷えたりむくんだりする原因として多いのが、血流の悪さ。

寒い時期は特に内臓の温度を保つため、温かい血液が体の中心に集まりやすくなります。
すると、体の末端は冷えた血液が滞りやすくなり、足先や指先が冷たくなってしまうのです。

また、血液は老廃物等を運ぶ役割をになっていますが、血流が悪くなればそれらもスムーズに運搬されにくくなります。

そのため体の末端に老廃物が滞りやすくなり、その結果として体がむくんでしまうのです。

つまり、冷えやむくみを解消するためには血流を良くすることがポイント。
体を伸ばすヨガは筋肉がほぐれ、血行が促進されるため冷えやむくみの緩和に効果的です。

冷え・むくみを解消するヨガポーズ

前述の通り、冷えやむくみを緩和するポイントは「血行促進」。
ここでは血流をよりスムーズにするヨガポーズを紹介しますので、ぜひチャレンジしてくださいね。

合せきのポーズ

「合せきのポーズ」は、股関節まわりをほぐすことができるヨガポーズです。
股関節には太い血管が集まっているため、刺激を加えることで血行が促進されます。
股関節を無理やり開かなくてＯＫなので、心地よいストレッチ感を感じながら行いましょう。

＜やり方＞
1.両足を伸ばした状態で座る
2.膝を軽く曲げて外側に開き、足の裏を合わせる
3.かかとを恥骨に近づける
4.息を吸いながら背骨を伸ばす
5.数呼吸繰り返す

＜ポイント＞
・背骨を伸ばせない場合は壁に寄りかかるか、お尻の下にクッションを入れて行う
・余裕があれば膝をパタパタと動かしてさらに刺激を加える
・背骨を伸ばしたまま上体を前傾させ、さらに刺激を加えてもOK

ダウンドッグ

「ダウンドッグ」は全身をバランスよく伸ばすことができるポーズです。
上半身から下半身まで多くの筋肉がほぐれるため、血行促進に非常に効果的。
こちらも無理に伸ばす必要はないので、心地よさを感じる範囲で行いましょう。

＜やり方＞
1.四つん這いになり、つま先を立てる
2.息を吸いながらお尻を持ち上げる
3.息を吐きながら両手で床を押し、指先から尾てい骨までを一直線にする
4.膝を曲げたままかかとを床に近づける
5.余裕があれば膝を伸ばす
6.数呼吸繰り返す

＜ポイント＞
・腕が耳の横か少し後ろにくるように上体を伸ばす
・辛い場合は膝を曲げたままでOK
・つま先をつけたままかかとで足踏みを繰り返し、さらに刺激を加えるのもおすすめ

ゴキブリのポーズ

「ゴキブリのポーズ」は、体の末端に溜まった古い血液を体の中心に戻すことができるヨガポーズです。
とても簡単なポーズなので、起床後や就寝前にちょこっと取り入れてみてくださいね。

＜やり方＞
1.仰向けで寝る
2.両手両足を天井に向かって持ち上げる
3.手先、足先をぶらぶらと揺する
4.30～60秒ほど繰り返す

＜ポイント＞
・辛い場合は手のみ、足のみで行う
・なるべく脱力しながら行う
・ふくらはぎや二の腕も揺らすイメージで行う

まとめ

ご紹介したヨガポーズは、朝に行っても夜に行ってもOKです。
朝なら1日血流がいい状態で生活することができますし、夜に行えば1日の不調を解消して眠りにつくことができます。
もちろん、朝と夜の両方行うのもおすすめです。
ぜひご自分のペースに合わせて取り入れてみてくださいね。