内臓の冷えは万病の元!体を内側から温めるヨガポーズ

ヨガ・ヨガポーズ

内臓は体温を保ち、エネルギーを生み出す大切なもの。
そんな内臓が冷えると、次のような不調を感じることがあります。

・疲労感
・消化不良
・便秘
・冷え
・肩や首などのこり
・自律神経の乱れ

内臓は手や足など見える部分と比べると、冷えに気づきにくいため注意が必要です。

この記事では内臓を温めるのに効果的なヨガポーズを紹介するので、ぜひ取り組んでくださいね。

体を内側から温めるヨガポーズ4選

片足を抱えるポーズ

「片足を抱えるポーズ」は、その名の通り仰向けで足を抱えるヨガポーズです。
太ももとお腹が触れることで体を温めることができる他、内臓に刺激を加えることで便秘や消化不良の解消もできます。
また、股関節まわりやお尻のストレッチにも効果的です。

<やり方>
1.仰向けになる
2.右膝を曲げてたて、両手で掴む
3.息を吐きながら右足を体に引き寄せる
4.太ももをお腹にあて、深い呼吸を繰り返す
5.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・お腹を太ももにあてるように腹式呼吸を意識する
・余裕があれば抱き抱えていない方の足は伸ばす
・顔はあげず、床につけたままリラックスして行う

ガス抜きのポーズ

「ガス抜きのポーズ」は、先ほどの「片足を抱えるポーズ」を両足で行うヨガポーズです。
こちらも太ももとお腹が触れることで体が温まるほか、内臓機能の活性化や消化不良の解消に効果的。
さらに、腰まわりのストレッチにもなるので腰痛を緩和することもできます。

<やり方>
1.仰向けになる
2.両膝を曲げて立て、両手で膝を掴む
3.息を吐きながら両足を体に向かって抱き寄せる
4.深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・お腹を太ももにあてるように腹式呼吸を意識する
・顔はあげず、床につけたままリラックスして行う
・余裕があれば体を左右に揺らし、床を使いながら腰まわりの筋肉をほぐす

チャイルドポーズ

「チャイルドポーズ」は、先ほどの「ガス抜きのポーズ」に似たヨガポーズ。
足を抱えるのではなく、足を床につけた状態で体を近づけていくため、より安定感があります。
体を温められるのはもちろんのこと、内臓機能の活性化、便秘の解消、腰痛改善、自律神経の調整に効果的です。

<やり方>
1.正座になる
2.両手を床につき、少しずつ前に歩かせる
3.太ももの上に上半身をのせ、額を床につける
4.できるだけ脱力し、深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・お尻とかかとはしっかりとつけたまま行う
・上半身は太ももに預けるイメージで、できるだけ脱力する
・背中に向かって酸素を送り込むイメージで呼吸する

ねじりのポーズ

「ねじりのポーズ」は体を大きくひねるヨガポーズです。
内臓に刺激が加わりやすいポーズのため、内臓の動きが活発になることで体の内側に熱が生まれます。
また、上半身の筋肉がバランスよくストレッチされることで、腰痛や肩こりの緩和、姿勢改善にも効果的です。

<やり方>
1.両足を伸ばした状態で座る
2.右膝を曲げて立て、左足を跨ぐように左足の外側に右足をつく
3.左手を右膝の外側にかけ、背骨を伸ばす
4.息を吐きながら体を右にひねる
5.深い呼吸を繰り返す
6.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・ポーズ中は可能な限り深い呼吸を繰り返し、内臓を動かす
・背骨をしっかり伸ばしてから体をひねる
・体をひねりにくい場合は伸ばしている足を軽く曲げても良い

まとめ

ご紹介したポーズはベッドの中でもできる簡単なポーズなので、ぜひ朝起きた時や寝る前などにちょこっと取り入れてみてくださいね。
習慣化すれば冷えにくい体を作ることができ、毎日をより快適に過ごせるはずですよ!
ぜひ体の変化を楽しみましょう!

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