ぽっこりお腹、内臓下垂が原因かも!?整えるヨガポーズ

ヨガ・ヨガポーズ

ぽっこりとしたお腹、ダイエットをすれば戻ると思っていませんか?
皮下脂肪が原因の場合はダイエットでスリムになりますが、実はそうでない場合もあります。

一例として挙げられるのが、内臓下垂。
内臓が本来の位置から下がってしまうことで、お腹がぽっこり見えてしまうのです。

この場合は内臓を正しい位置に戻すことと、内臓を支える腹筋をつけることが大切です。
この記事では内臓下垂の改善に効果的なヨガポーズを紹介しますので、ぜひチャレンジしてくださいね!

内臓の位置を整えるヨガポーズ

猫の背伸びのポーズ

「猫の背伸びのポーズ」は、四つん這いに近い状態で行うヨガポーズです。
頭がお尻よりも下にくるため、内臓をグッと持ち上げることができます。
また、胸を開くため肩こりの解消や姿勢改善、自律神経の調整にも効果的です。

<やり方>
1.四つん這いになり、股関節の真下に膝をつく
2.両手を前に歩かせ、あごか額をマットにつける
3.尾てい骨を天井に向ける
4.深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・2の時にお尻の位置が前にズレないように気をつける
・辛い場合は足幅をやや広めにする
・ポーズ中はなるべく深い腹式呼吸を意識する

立位の前屈のポーズ

「立位前屈のポーズ」は、立ったまま前屈を行うポーズです。
こちらも頭がお尻より下がるため、内臓を持ち上げるのに効果的。
しっかりと脱力をすれば背骨の位置も整いやすくなり、首こりの緩和、腰痛改善、姿勢改善などの効果も期待できます。

<やり方>
1.両足で立ち、足を腰幅に開く
2.息を吸いながら両手を天井に向かって伸ばす
3.息を吐き、両手を大きく開きながら上体を前傾させる
4.お腹と太ももがつくまで膝を曲げ、両手は床におろす
5.頭・顔・腕・背中など上半身全ての力を抜く
6.深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・膝は無理に伸ばさず、脱力できる状態をキープする
・可能であれば重心はややつま先がわに寄せる
・ポーズ終了後はいきなり顔をあげず、背骨を丸めながらゆっくりと起き上がる

ダウンドッグ

ヨガレッスンに必ず登場する「ダウンドッグ」も、内臓下垂の改善に効果的なヨガポーズです。
全身をバランスよく伸ばせるため血行促進効果が高く、肩こりの解消や足の冷え・むくみの緩和などにも効果的。
こちらも内臓に刺激を加えるイメージで、深い呼吸を心がけながら行いましょう。

<やり方>
1.四つん這いになる
2.つま先を立て、息を吸いながらお尻を持ち上げる
3.息を吐きながら指先から尾てい骨までを一直線にする
4.かかとをマットにおろす
5.余裕があれば両膝を伸ばす
6.深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・肩が前にでないように、お腹を太ももに近づける
・辛い場合は思い切り膝を曲げてOK
・肩が上がらないように首を長く保つ

橋のポーズ

「橋のポーズ」は、仰向けの状態でお尻を持ち上げるヨガポーズです。
こちらも頭が下になるため内臓を持ち上げることができる他、内臓を支える腹筋の強化にも効果的。
お尻や内腿の筋肉も使うことができるため、ヒップアップ&美脚効果も期待できます。

<やり方>
1.仰向けになり、両手は体側に添える
2.両膝を曲げて立て、足は腰幅に開く
3.息を吐きながらお尻を持ち上げる
4.膝から胸までが一直線になるようにする
5.深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・ポーズ中、膝の間には拳ひとつ分の空間を保つように太ももの力でコントロールする
・腰が反らないようにお腹にしっかりと力をいれる
・余裕があれば3の時に肩甲骨を寄せ、両手の指を体の下で組む

まとめ

ご紹介した4ポーズは全て行うのが理想的ですが、なかなか時間を作れない場合は猫の背伸びのポーズ、立位の前屈のポーズ、ダウンドッグのうちのどれか1つ+橋のポーズを行うのがおすすめです。
ぜひコツコツ続けてみてくださいね!

関連記事一覧