夏のダメージ肌に効く!“血流促進ヨガ”
強い紫外線や冷房による乾燥、汗や皮脂の乱れた分泌などにより、夏は肌へのダメージが蓄積しやすい季節です。
「化粧水をたっぷり使っても乾燥が気になる」「肌がくすんで見える」とお悩みの方も多いのでは?
実は、夏に冷えからくる血流の滞りも、夏の肌トラブルの一因です。
血液をしっかりと巡らせれば、肌細胞へ栄養や酸素が届き、老廃物の排出もスムーズになります。
ヨガの深い呼吸と全身を使うポーズで血流を高め、夏のダメージを受けた肌を内側からリセットしましょう。
この記事では、夏のダメージ肌に効くヨガポーズをご紹介します。
夏のダメージ肌を整えるヨガポーズ

立位の前屈のポーズ
「立位の前屈のポーズ」は、立った状態で前屈をするヨガポーズです。
シンプルながら血流促進効果が高く、頭や顔へ血液を巡らせることができます。
肌のくすみ解消にも役立つ他、気持ちを落ち着けたい時にもおすすめです。
<やり方>
1.足を腰幅に開いて立つ
2.息を吐きながら、股関節から上体を前に倒す
3.頭・首・腕をリラックスさせる
4.両手を床につくか、すねや足首に添える
5.3〜5呼吸キープする
<ポイント>
・太ももの裏側が辛い場合は、膝を軽く曲げてもOK
・頭をだらんと下げるイメージで脱力する
・めまいがあるときは控える
前屈のポーズ
「前屈のポーズ」は、一つ前にご紹介した立位前屈のポーズの座位バージョン。
安定した状態でできるため、立位前屈のポーズでめまいを感じた方にもおすすめです。
背面の血流を促進されやすく、副交感神経が優位になることで肌の回復を助けます。
<やり方>
1.マットに座り、両足を前に伸ばす
2.息を吸いながら背筋を伸ばす
3.息を吐きながら股関節から前屈する
4.手で足先やすねに添える
5.3〜5呼吸キープする
<ポイント>
・太ももの裏側が辛い場合は、膝を軽く曲げてもOK
・背骨はまっすぐ伸ばした状態で前屈する
椅子のポーズ
「椅子のポーズ」は、スクワットのようなヨガポーズ。
下半身の大きな筋肉を使うことで血流を促し、代謝を高めて美肌へと導きます。
冷房で滞りがちな脚の血流改善にもおすすめです。
<やり方>
1.両足で立ち、足を腰幅に開く
2.両手を腰に添える
3.膝を曲げて腰を落とす
4.太ももと床が平行になるまで腰を落とす
5.両手を頭上、または前方に伸ばす
6.3〜5呼吸キープする
<ポイント>
・膝がつま先より前に出ないように注意する
・肩がすくまないよう、首を長く保つ
・太ももが辛い場合は浅めに腰を落としてOK
魚のポーズ
「魚のポーズ」は、胸を大きく開いて深い呼吸を促すポーズです。
胸周りの血流が改善されるため血色が良くなり、顔色が明るくなります。
<やり方>
1.仰向けになり、両足を伸ばす
2.手のひらを床に向け、お尻の下に挟む
3.背中側で肘を寄せる
4.3と同時に胸を天井に持ち上げ、頭頂を床につける
5.3〜5呼吸キープする
<ポイント>
・首に強い圧がかからないように、肘でしっかり床を押す
・腰が辛い場合は膝を曲げてもOK
・胸を広げる感覚を意識する
半肩立ちのポーズ
「半肩立ちのポーズ」は、逆転のポーズの一種。
仰向けの状態で足と体を持ち上げることで、顔や頭部への血流が促進されます。
くすみ改善やむくみケアに効果的です。
<やり方>
1.仰向けになり、両膝を曲げる
2.両手で腰を支える
3.両足を斜め上に伸ばし、足と腰を床から持ち上げる
4.足をさらに上に伸ばしてつま先から肩までを一直線にする
5.3〜5呼吸キープする
<ポイント>
・ポーズ中はよそ見をせず、つま先に視線を合わせる
・首や肩にトラブルがある場合は控える
・難しい場合は腰を持ち上げず、壁に足をかけても良い
まとめ

夏の肌ダメージは、外側からのスキンケアだけでは回復が追いつかないこともあります。
夏の終わりに差をつける美肌ケアとして、ぜひヨガを日常に取り入れてみてください。
朝は椅子のポーズで代謝を上げ、夜は前屈や魚のポーズでリラックスしながら血流を整えるなど、シーンに合わせて取り入れるのもおすすめですよ。
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