中秋の名月におすすめ!?「月」にまつわるヨガポーズ

秋は旬の味覚や紅葉など、さまざまな魅力に溢れる季節です。
そんな秋の中でも特に見逃せないのが、「中秋の名月」。
澄んだ空気の中で美しい月を眺めると、心が静まり日中の疲れや緊張も和らぐように感じる人は少なくないはず。
ヨガにも「月」にまつわるポーズがたくさんありますが、いずれも体と心を落ち着かせる効果が高く、満月の夜に取り入れると特におすすめです。
ゆったりとした呼吸や柔らかい体の動きで副交感神経を刺激すれば、深いリラックス効果を生み出し、ぐっすりと眠れるでしょう。
この記事では中秋の名月にぴったりの「月」にまつわるヨガポーズをご紹介するので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
「月」にまつわるヨガポーズ
三日月のポーズ
「三日月のポーズ」は、胸や腹部を開くポーズ。
股関節の柔軟性アップ、骨盤の歪み解消、肩こりの解消、姿勢改善効果などが期待できます。
<やり方>
1.四つん這いになり、右足を両手の間に踏み出す
2.右膝を90度に曲げ、左足はまっすぐ伸ばして膝とつま先を床につける
3.両手を床から離し、上半身を起こす
4.両手を天井に伸ばし、胸を開く
5.ゆったり呼吸しながら20〜30秒キープする
6.四つん這いに戻り、反対側も同様に行う
<ポイント>
・腰が反りすぎないよう胸を開くイメージを持つ
・骨盤は正面の壁と平行を保つ
・肩が上がらないように首を長く保つ
立位の三日月のポーズ
「立位の三日月のポーズ」は、立った状態で体側を大きく伸ばすヨガポーズ。
姿勢改善効果、消化機能アップ、ウエストの引き締め効果などが期待できます。
<やり方>
1.足を揃えて立ち、胸の前で手を合わせる
2.手を合わせたまま、両手を天井に向かって伸ばす
3.息を吐きながら上半身を右に傾ける
4.ゆったり呼吸しながら20〜30秒キープする
5.2の姿勢に戻り、反対側も同様に行う
<ポイント>
・体が前傾しないように、目線を天井に向ける
・肩が上がらないように首を長く保つ
・安定しない場合は足を軽く開いた状態で行う
半月のポーズ
「半月のポーズ」は立位で片手・片足を上げ、体を横に反らせるヨガポーズ。
体幹の強化・シェイプアップ、バランス感覚の強化、股関節の柔軟性アップなどの効果が期待できます。
<やり方>
1.両足を揃えて立つ
2.股関節から二つ折りになるように上半身を前傾する
3.両手を床につく
4.左足を後ろに伸ばし、床と平行になるまで持ち上げる
5.バランスをとりながら左手を腰に添える
6.左足首を90度に曲げ、つま先・骨盤を左に向ける
7.余裕があれば左手を天井に向かって伸ばし、体全体を左に向ける
8.ゆったり呼吸しながら20〜30秒キープする
9.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う
<ポイント>
・ポーズが安定しない場合は、持ち上げる足の高さを低くする
・無理にポーズを完成させようとせず、安定する範囲で行う
満月の座
「満月の座」は、仰向けで胸を開き、腕や脚を広げるポーズ。
満月のように全身を大きく開くことで心身が開放され、深いリラックス効果を得られます。
<やり方>
1.仰向けになり、両手を肩の高さに広げる
2.脚を腰幅程度に開く
3.手足の力を抜く
4.目を閉じ、呼吸を感じながら1〜2分リラックスする
<ポイント>
・体全体の力を抜き、重力に任せる
・胸や肩、背中が床に触れる感覚を意識する
まとめ
中秋の名月は、心と体を落ち着ける絶好のタイミングです。
ぜひ「月」にまつわるヨガポーズを取り入れて、心身をさらに整えてくださいね。
ちなみに、今回ご紹介したポーズをすべて組み合わせて行うと、背骨・胸・脇腹・前面・側面をバランスよくほぐすことができます。
体幹の強化・引き締めにもつながるので、これを機にルーティンにするのもおすすめですよ。