お風呂前後にやる!冷え解消&リラックスヨガ

ヨガ・ヨガポーズ

気温が下がり始める秋は、冷えが気になる人が増えてくる季節。

体が冷えたまま眠ると、睡眠の質が下がったり翌朝のだるさや肩こりの原因になったりと、冷えはさまざまな悪影響をもたらします。

そこでおすすめなのが、お風呂前後に行う冷え解消&リラックスヨガです。

入浴で体を温める前後に簡単なポーズを取り入れるだけで、血流が促され、全身がじんわり温まりやすくなります。

さらに、深い呼吸とゆったりした動きで副交感神経が優位になるため、心も落ち着くはず。

この記事では、お風呂前後におすすめのヨガポーズをご紹介します。

なぜお風呂前後にヨガをすると良いのか

お風呂の前後にヨガをすると良い理由は、主に以下の二つです。

・入浴前:血流を促せば手足の末端まで温めやすくなる。
・入浴後:体がやわらかくなっているため、深く伸びるポーズを行いやすい。また、それによりヨガポーズの効果を得られやすくなる。

加えて、就寝前のタイミングに当たる入浴の前後にヨガを行うことで副交感神経が優位になりやすく、睡眠の質向上や翌朝のだるさ軽減にもつながります。

ヨガは食事の直前・直後を避ければ基本的にどのタイミングで行ってもOKですが、冷えの改善やより高い効果を求めるのであれば、ぜひ入浴の前後に取り入れてみてください。

入浴前後におすすめのヨガポーズ

レッグアップウォール

「レッグアップウォール」は、仰向けで足を壁に沿って上げるポーズです。
下半身の血液を心臓へ戻しやすくし、足先やふくらはぎの冷えをやさしく解消します。
仰向けで休む姿勢のため肩や腰に負担が少なく、じっくりと行えばリラックス効果も高まります。

<やり方>
1.壁の近くで仰向けになる
2.足を壁に沿ってまっすぐにあげる
3.手は体の横に置く
4.深い呼吸を意識して、数分キープする

<ポイント>
・腰や首に違和感がある場合は腰にタオルを敷く
・太ももの裏側が辛い場合は膝を軽く曲げてもOK
・足首を前後に動かしたり回したりすると効果アップ

コブラのポーズ

「コブラのポーズ」は、うつ伏せの状態で上半身を反らすポーズです。
背中や腰、胸部に刺激を加えることで血流を促し、体幹や肩甲骨周りのこわばりもやさしくほぐします。
呼吸が深まりやすく副交感神経が優位になりやすいため、寝る前に心身を落ち着けたいときにもおすすめです。

<やり方>
1.うつ伏せになり、足を腰幅に開く
2.手のひらを胸の横につき、脇を締める
3.息を吸いながら上体を持ち上げ、胸を開く
4.3〜5呼吸キープする

<ポイント>
・肩を耳から離すイメージで、首を長く伸ばす
・手の力に頼らず、背中の力を意識して行う
・腰や肩に痛みがある場合は無理に反らさない

抱膝のポーズ

「抱膝のポーズ」は、仰向けで膝を抱えるシンプルなヨガポーズです。
腰や背中、骨盤周りをやさしく伸ばし、内臓の血流を促します。
副交感神経を優位にするため寝る前に行うとぐっすり眠りやすく、内臓が温まるため冷えや疲労の解消にもつながります。

<やり方>
1.仰向けになり、両膝を立てる
2.両膝を両手で抱え、胸に引き寄る
3.3〜5呼吸キープする

<ポイント>
・頭は無理にあげず、リラックスしたままでOK
・腰や膝に痛みがある場合は膝を軽く離して調整する
・呼吸を全身に巡らせるイメージで深く息をする

まとめ

秋が近づくにつれて眠りが浅くなる、または疲れが残りやすくなったと感じる人は、体が冷えているのかもしれません。
今回紹介したレッグアップウォール、コブラ、抱膝のポーズを取り入れれば、血流が促され全身が温まりやすくなり、睡眠の質も疲労感も改善されますよ。
ぜひ毎日のルーティンとして、この秋から取り入れてみてくださいね。

関連記事一覧