やさしく自分を許す“セルフコンパッションヨガ”
一年の終わりが近づくと、「もっとできたはず」「あれは失敗だったかもしれない」と、自分に厳しい言葉を向けてしまうことはありませんか?
忙しい日々を乗り越えてきたはずなのに、なぜか自分をねぎらうよりも、反省ばかりが浮かんでしまう……。
年末は、そんな心の状態になりやすい時期です。
そこでおすすめなのが、自分に思いやりを向けることを指す”セルフコンパッション”。
セルフコンパッションの方法は様々ですが、この記事ではヨガの時間を通し、自分自身をやさしく受け止める方法をご紹介します。
なぜ私たちは自分に厳しくなりすぎるの?

私たちが自分に厳しくなりすぎる理由の一つは、人は成長しようとするほど、自分の足りない部分に目が向きやすくなることにあります。
特に年末は「一年の総まとめ」という意識が強まり、無意識のうちに自己採点をしてしまうもの。
その結果、できたことよりも、できなかったことに意識が集中し、心が疲れてしまうのです。
セルフコンパッションは、決して甘やかしではありません。
自分を責め続ける状態から抜け出し、心を回復させるための土台づくりです。
体を包み込むようなヨガの動きと穏やかな呼吸で、「このままで大丈夫」という感覚を少しずつ育てましょう。
自分を許すためのヨガ 3選

ガス抜きのポーズ
別名「仰向けハグポーズ」とも呼ばれるこのポーズは、自分自身を抱きしめることで、安心感とぬくもりを体に伝えるヨガポーズです。
背中を丸めることで体の背面の緊張がほぐれるため、自律神経の調整にも効果的。
さらに、腰痛の緩和や便秘解消、消化機能の活性化等の効果も期待できます。
<やり方>
1.仰向けになる
2.両膝を曲げて立てる
3.両手で両膝を抱え、胸に引き寄せる
4.深い呼吸を繰り返す
<注意点>
・頭は上げず、肩と首の力を抜く
・足は無理に引き寄せすぎなくてOK
・余裕があれば体を左右に揺らすのもおすすめ
チャイルドポーズ
「ガス抜きのポーズ」に似ているポーズですが、こちらは体を小さくたたむことで、心を守るような安心感をもたらすヨガポーズです。
おでこを床やクッションに預けると、思考が静まり、心が内側へと戻ります。
また、腰痛の緩和や便秘解消、消化機能の活性化にも効果的です。
<やり方>
1.四つん這いになる
2.お尻をかかとにつける
3.おでこを床につける
4.深い呼吸を30〜60秒ほど繰り返す
<注意点>
・腕は前か後ろに伸ばし、脱力する
・膝がつらい場合はクッションを下に敷く
・呼吸は背中に送り込むイメージで深く繰り返す
ハートに手を当てる呼吸
胸に手を当てながら呼吸を感じる、シンプルなヨガ。
動きの少ない呼吸法で、心とつながる時間をつくります。
座っているのが辛い、または特に疲れている日は、仰向けで行うのもおすすめです。
色々考えるのをいったんやめて、呼吸の音に耳を傾けてみましょう。
<やり方>
1.床や椅子にラクな姿勢で座る
2.片手または両手を胸に当てる
3.1〜2分ほど呼吸を感じる
<注意点>
・何も考えず、呼吸の音に意識を向ける
・怖くなければ目を閉じて行う
・息を吸う時は鼻から、息を吐く時は鼻からでも口からでもOK
まとめ

365日、いつも完璧である必要はありません。
うまく行かなかった日も、迷った時間も、全て含めて受け入れましょう。
受け入れられない、またはどうしても自分を否定してしまうというときは、もう一度ヨガで自分と向き合う時間を作るのもおすすめです。
そしてゆったりと呼吸を深めたら、自分に一言「よく頑張ったね」と言ってみてください。
すると少しだけ心が軽くなり、気持ちも自然と前を向くはずですよ。
ぜひ無理のない範囲で、自分を労うケアをしてくださいね。
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