ヨガで「クーラー病」予防!どこでもできる簡単ヨガポーズ

ポーズ

暑〜い夏に欠かせないものといえば、クーラーですよね。

しかし、クーラーの効いた部屋に長時間いると、体が冷えたり体温調節ができなくなったりと様々な不調を感じることがあります。

辛い思いをする前に、ヨガでクーラー病を予防しましょう!

この記事ではクーラー病とは何か、予防するコツやおすすめのヨガポーズを紹介します。

クーラー病とは?


「クーラー病」とは、クーラーが原因となって様々な不調を引き起こすこと。
「冷房病」と呼ばれることもあり、具体的には以下のような症状を引き起こします。

・体のコリ
・手足の冷え
・体のむくみ
・倦怠感
・不眠

クーラー病の原因は主に2つあり、そのうちの1つは体の冷えによる血行不良。
血の巡りが悪くなる、または冷たい血液が体を巡ることで、コリや末端の冷え、むくみを感じます。

もう1つの原因は、自律神経の乱れ。
涼しい部屋と暑い外を行ったり来たりすることで体にストレスが加わり、自律神経が乱れることで体がだるくなったりぐっすり眠れなくなったりするのです。

クーラー病を予防するコツは?


クーラー病を予防するコツは、体を芯から冷やさないこと。
といっても、自分の一存で室温を変更することができない人もいますよね。

そんな方は血行をよくすることと自律神経を整えることがおすすめです。

血行が良くなればクーラーの冷えによるコリやむくみを予防することができ、自律神経が整えば倦怠感や不眠を防ぐことができます。

ぜひ次のヨガポーズで、クーラー病を防ぎましょう。

おすすめのヨガポーズ

合蹠(がっせき)のポーズ

「合蹠のポーズ」は、股関節や太ももの内側をほぐすヨガのポーズです。
股関節には太い血管が集まっているため、ほぐすことで血行が促進されます。

<やり方>
1.マットに両足を伸ばした状態で座る
2.膝を軽く曲げてそれぞれ外側に開き、足の裏を合わせる
3.かかとを恥骨に近づける
4.息を吸いながら背骨をまっすぐに伸ばす
5.数呼吸キープする

<ポイント>
・股関節が硬い場合、膝は無理に開かなくてOK
・余裕があれば膝を上下に動かし、股関節にさらに刺激を加える

ダウンドッグ

「ダウンドッグ」は、全身を満遍なく伸ばすことができるヨガのポーズです。
体中のコリがほぐれるため、血行促進に効果的。
また、呼吸をしやすくなることで自律神経も整います。

<やり方>
1.四つん這いになり、肩の真下に手首をつく
2.息を吸いながらお尻を持ち上げる
3.息を吐きながら指先から尾てい骨までを一直線に伸ばす
4.次の吐く息に合わせてかかとをマットに近づける
5.可能な範囲で膝を伸ばし、ゆったりとした呼吸を繰り返す

<ポイント>
・膝は最後まで曲げていてOK。上半身の伸びを優先する
・余裕があれば足踏みを繰り返し、足まわりをよく伸ばす

ワニのポーズ

「ワニのポーズ」は仰向けの状態で体を大きくひねるヨガポーズです。
上半身の筋肉がほぐれて背骨の歪みが整ったり、胸を大きく開くことで呼吸が深まったりするため、自律神経が整いやすくなります。

<やり方>
1.マットに仰向けで寝る
2.右足を曲げ、股関節の真上に膝がくるように持ち上げる
3.右足を左側に倒し、体を大きくひねる
4.右手をまっすぐ右側に伸ばし、目線を右手の指先に送る
5.深い呼吸を繰り返す
6.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・ポーズ中は肩をマットにしっかりつけ、辛い場合は足を浮かせる
・胸を天井に向かって大きく開くイメージで行う

まとめ

「特に不調を感じていないから大丈夫」と思っていても、実は体はダメージを受けているかもしれません。
ぜひ寝る前のルーティンに、3つのヨガポーズを取り入れてみてくださいね。

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