ヨガは筋トレの前と後、どちらが効果的?タイミングについて解説します!
健康志向の高まりもあり、ここ数年は筋トレブームが続いています。
ヨギーの中にも筋トレにハマっているという方がいるのではないでしょうか?
もしかしたらその逆で、筋トレを頑張っている人の中に「ヨガをしてみたい」と考えている人もいるかもしれませんね。
実は、筋トレとヨガは相性抜群。
とはいえ筋トレ前のヨガがいいのか、筋トレ後のヨガがいいのか迷ってしまいますよね。
今回はヨガと筋トレのタイミングについてご紹介します。
実はどちらでもOK!
筋肉を縮める動作を繰り返す筋力トレーニングと、体を伸ばす動作の多いヨガは相性抜群。
そのため、実は筋トレの前後どちらのタイミングでヨガを行なっても、様々なメリットを感じることができます。
ご自身の目的やレッスンのスケジュールに合わせて取り入れてみると良いでしょう。
次の項目で紹介しているそれぞれのメリットにも注目してみてください。
筋トレ前のヨガのメリット
筋トレ前にヨガは、主に準備運動の役割を果たします。
そのためハードなヨガよりもベーシックなヨガやリラックス系のヨガを取り入れるのがおすすめ。
具体的には次のようなメリットがあります。
・怪我の予防になる
いきなりハードな筋トレを行うと、肉離れや捻挫など様々な怪我を招いてしまう可能性があります。
しかし、筋トレの前にヨガを行えばしっかりと筋肉をほぐすした上で筋力トレーニングをすることができるため、怪我の予防に効果的。
体を伸ばすようなベーシックなヨガを取り入れてみましょう。
・筋トレの効果を高める
筋トレのポイントは、筋肉を収縮させること。
筋肉がほぐれていない状態で筋トレを行なってもうまく筋肉が収縮せず、思うように効果を感じられないことがあります。
ヨガで筋肉を柔らかくししっかりと収縮できる状態を作ると、怪我の予防になるだけでなく筋トレの効果も高まるのです。
・バランスよく鍛えられる
筋肉の凝りや張り具合に左右差がある状態でトレーニングをすると、体の左右差をより大きくしてしまう可能性があります。
ヨガで全身を満遍なくほぐしてからトレーニングを行うと左右バランスよく鍛えることができます。
筋トレ後のヨガのメリット
筋トレ後のヨガは、主にクールダウンの役割を果たします。
そのため、基本的にはゆったりと動くような難易度の低いヨガがおすすめ。
具体的には次のような効果があります。
・体をケアできる
筋トレを行うと筋肉が収縮した状態になるため、ヨガでしっかりと伸ばすことでトレーニング後のケアを行うことができます。
回復力を高めたり、疲労を緩和したりする効果があるため、トレーニング後はゆっくりと体を伸ばすようなヨガを取り入れてましょう。
・副交感神経を優位にできる
筋トレを行うと気持ちをアクティブにする「交感神経」が活発になります。
朝や日中なら問題ありませんが、夜だと寝つきが悪くなったり寝られなくなってしまったりと睡眠の質を下げる可能性も。
ヨガで呼吸を深めたり筋肉をほぐしたりすると気持ちをリラックスする「副交感神経」が優位になるため、夜の筋トレ後でもぐっすり寝られるようになります。
・脂肪燃焼効果を高める
筋トレ後に有酸素運動を行うと脂肪燃焼効果が高まるといわれています。
つまり、有酸素運動であるヨガを筋トレ後に行うと脂肪燃焼にも効果的。
ただ、この場合は心拍数をやや高める必要があるため、少し息があげるようなフローヨガやパワーヨガに参加すると良いでしょう。
まとめ
筋トレとヨガをうまく組み合わせると、より理想的な体に近づきやすくなるかもしれません。
もちろん、筋トレだけの日があったりヨガだけの日があってもOK。
無理せずに行うことが大切です。
ぜひご自身の目的や体力に合わせて取り入れてみてくださいね。