血行不良に効く!体の巡りを整えるヨガポーズ

ポーズ

「少しずつ暖かくなってきたはずなのに、手足が冷えている…」
「最近、夕方になると靴がパンパン…」

そんな症状に心当たりはありませんか?

心当たりがある方は、体の巡りが悪くなっているかもしれません。

この記事では血行を促進し体の巡りを整えるヨガポーズを紹介します。

体の巡りが滞る原因は?

筋肉の緊張

体の巡りが滞る原因の一つとして挙げられるのが、筋肉の緊張です。
筋肉は血液を全身に送り出すためのポンプのような役割をしていますが、コリや歪みが原因で固まっていると、スムーズに動くことができません。
血液をうまく送り出すことができなくなるため、血液がスムーズに巡らなくなってしまうのです。

水分不足

体に取り入れた水分は、血液の一部になって全身を巡ります。
そのため、水分が不足すると血液がドロドロになり、うまく巡らなくなってしまうのです。
これはヨガではなく積極的な水分摂取が改善のコツ。
可能であればカフェイン等が含まれていないドリンクを積極的に取り入れましょう。

体の巡りを整えるヨガポーズ

ダウンドッグ

「ダウンドッグ」は、「太陽礼拝」にも含まれるヨガの代表的なポーズの一つ。
全身をバランスよく伸ばすことができるため、血行促進に非常に効果的です。
また、血行が促進されることで肩こりや腰痛、足のむくみなどを解消することができます。

<やり方>
1.マットに四つん這いになり、つま先を立てる
2.息を吸いながらお尻を持ち上げる
3.息を吐きながら上半身を伸ばし、指先から尾てい骨までを一直線にする
4.かかとを床に近づけ、余裕があれば膝を伸ばす
5.キープしたまま深い呼吸を繰り返すか、ゆっくり足踏みをする

<ポイント>
・膝は完全に伸ばし切らなくて良い
・耳の真横、もしくは少し後ろに二の腕がくるように上半身を伸ばす
・足踏みを行う場合、つま先は床につけたまま行う

合蹠のポーズ

「合蹠のポーズ」は股関節まわりにアプローチできるヨガのポーズです。
股関節まわりは太い血管やリンパ管が集中しているため、刺激を加えることで体の巡りが促されます。
特に足のむくみ、冷えの解消に効果的です。

<やり方>
1.マットに両足を伸ばした状態で座る
2.足の裏を合わせ、かかとを恥骨に近づける
3.息を吸いながら背骨を伸ばす
4.数呼吸繰り返す
5.余裕があれば前屈し、さらに刺激を加える

<ポイント>
・股関節が固い場合はお尻の下にクッション等を敷いて行う
・背骨が伸びない場合は壁等に寄りかかりながら行う
・膝を上下にパタパタと動かしてさらに刺激を加えてもOK

花輪のポーズ

「花輪のポーズ」は股関節やふくらはぎなど、主に下半身をストレッチできるヨガポーズです。
下半身の巡りがよくなるため、足のむくみや冷えの解消に効果的。
骨盤が整いやすくなる効果もあり、女性系の不調の緩和も期待できます。

<やり方>
1.足を腰幅に開いて立ち、つま先を外側に向ける
2.息を吸いながら両手を天井に向かって伸ばし、手のひらを合わせる
3.息を吐きながら膝を曲げ、腰を落とす
4.3と同時に肘を曲げ、胸の前で合掌する
5.肘と膝をつけ、押し合いながら数呼吸キープする

<ポイント>
・お尻は下に、頭は上に引っ張るイメージで行う
・辛い場合は足幅をやや広くする
・肘と膝でしっかり押し合い、股関節を開くようにする

まとめ


「なんだかスッキリしないな…」と感じる前に、こまめにケアをすることが大切です。
毎日ちょこっとでもいいので、朝起きた直後や夜寝る前に取り入れてみましょう。
1ポーズで済ませたいなら、おすすめは「ダウンドッグ」。
上半身にも下半身にもストレッチ感を感じながら、体を心地よく伸ばしてくださいね。

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