「隠れ脱水」に注意。初夏の渇きを癒やす、血行促進と代謝アップヨガ

ヨガ・ヨガポーズ

暑さに体がまだ慣れていない5月後半は、自分でも気づかないうちに水分が失われる「隠れ脱水」が起こりやすい時期です。
体内の水分不足は、血液をドロドロにし、巡りを悪くしてしまいます。

水分補給はもちろん大切ですが、ヨガで全身の血流を促進し、体温調節機能をスムーズに整えておくことも重要です。

今回は、全身を大きく動かして血行を高め、夏の暑さに負けない健やかな体を作るためのヨガをご紹介します。

代謝と巡りを高めるヨガポーズ

三日月のポーズ

脚の付け根にある大きなリンパ節(鼠径部)を伸ばし、全身の血行を劇的に改善するヨガポーズ。
大きな筋肉を動かすことで心拍数を穏やかに上げ、体温調節機能を司る自律神経を活性化させます。
全身に酸素と栄養が行き渡るのを感じてみましょう。

<やり方>
1.四つん這いになる
2.右足を両手の間に踏み出す
3.左の膝を後ろへ下げて床につく
4.吸う息で上半身を起こす
5.両腕を耳の横に回し上げ、吐きながら腰を前へ踏み込む
6.指先を遠くへ伸ばしながら、ゆったりと5呼吸繰り返す
7.1に戻り、反対側も行う

<ポイント>
・前の膝がかかとの真上にくるように安定させる
・お尻が左右にズレないよう、骨盤を正面に向ける
・肩の力は抜き、胸を高く引き上げる

英雄のポーズ II

下半身を力強く使い、全身の巡りを力強くサポートするヨガポーズ。
脚全体の筋肉を働かせることで血液を心臓へと押し戻す力を高め、全身の代謝スイッチをオンにします。
体が内側から温まり、汗をかける体質へと導いてくれるでしょう。

<やり方>
1.両足を大きく開く
2.右足先を外側に、左足先を少し内側に向ける
3.右膝をかかとの真上まで踏み込み、両腕を肩の高さに広げる
4.視線を右手の指先に向け、そのまま5呼吸キープする
5.1に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・上半身が前に突っ込まないよう、中心軸を垂直に保つ
・前の膝が内側に入らないよう、つま先と同じ方向に向ける
・後ろ足の小指側でもしっかり床を押す

三角のポーズ

体を横に大きく広げることで、呼吸を深めながら血行を促進するヨガポーズ。
内臓に優しい刺激を与え、消化吸収と排泄のサイクルを整える効果があります。
全身の「詰まり」を取り除き、サラサラとした巡りの良い状態へと整えてくれるでしょう。

<やり方>
1.両足を大きく開いて立つ
2.右足先を外に向ける
3.吸う息で両腕を広げ、吐きながら上体を右へスライドさせて倒す
4.右手を脚に添え、左腕を天井へ高く伸ばす
5.視線を左手の指先に向け、5呼吸繰り返す
6.1に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・お尻を後ろに突き出さず、体を平らに保つ
・首が辛い場合は、無理に上げず正面か床を見る
・足裏全体で均等に床を押し、土台を安定させる

ダウンドッグ

頭を心臓より低い位置に置くことで、脳や全身の血流をリセットするヨガポーズ。
逆転の効果で血液の循環がスムーズになり、体内の水分バランスを整えるサポートをします。

<やり方>
1.四つん這いになり、つま先を立てる
2.お尻を斜め後ろに高く突き上げる
3.手のひら全体で床を押し、背筋をまっすぐ伸ばす
4.無理のない範囲で膝を伸ばし、かかとを床に近づける
5.5〜8呼吸ほど、ゆったりとしたペースで繰り返す

<ポイント>
・膝はいくら曲げても良いので、背中の伸びを優先する
・首の力を抜き、頭の重みで首の後ろをリラックスさせる
・指を大きく開き、手のひらでしっかりとマットを捉える

まとめ

暑さが本格的になる前のこの時期に、ヨガで「巡りの良い体」を作っておくことは、夏を元気に過ごすための大切な準備です。
隠れ脱水を防ぐには、こまめな水分補給と、血液を全身へ送るためのポンプ機能を整えることが欠かせません。
今回ご紹介したポーズを習慣にして、体温調節がスムーズにできる体を手に入れましょう。
内側から潤い、巡る力を高めることで、初夏の渇きを寄せ付けない健やかな毎日を過ごしてくださいね。

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