ヨガで腸内環境を整える!「腸活」のメリットやおすすめポーズについて

ヨガライフ

ここ数年でグッと注目が高まったワードといえば「腸活」。
腸内環境を整えるために行う食事や運動を指す言葉です。

腸活の方法は様々ですが、実はヨガも腸活に効果的なものの1つ。
ヨガポーズを通して腸に刺激を加えることで、腸の働きを高めることができるのです。

この記事では腸活のメリットや腸活におすすめのヨガポーズをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

腸活のメリットとは?


「腸活=便秘解消」というイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、腸活のメリットはそれだけではありません。
便秘・軟便など便通にまつわるトラブル解消以外にも、次のようなメリットがあります。

美肌効果

腸と肌は深い関係にあり、腸内環境が整うと肌も綺麗になります。
というのも、便秘等で腸に毒素が溜まるとその一部が汗となって肌に触れ、それがきっかけで肌が荒れてしまうことがあるのです。
毒素を溜め込まない腸であれば肌荒れが少なくなり、美肌を作ることができます。

免疫力の向上

ウイルスや細菌から体を守る「免疫細胞」は、7割以上が腸内で作られていると言われています。
そのため、腸内環境を整えることは免疫細胞の活性化につながり、結果的に免疫力を高めることができるのです。

幸福度アップ

幸福感を感じさせる「セロトニン」というホルモンも腸内で作られています。
腸内環境が整っていればセロトニンがしっかりと分泌されるため、幸福感を感じたり精神的に安定したりするというメリットもあるのです。

腸活におすすめのヨガポーズ


ヨガで腸に刺激を与えるポイントは、「体を捻る」「体側を伸ばす」「お腹に刺激を与える」の3つ。
それぞれの要素を取り入れたポーズをご紹介します。

ねじりのポーズ

「ねじりのポーズ」は体を大きく捻るポーズです。
ヘソから深くツイストすることで、腸に刺激を与えることができます。
加えて大きな腹式呼吸で内臓を積極的に動かせば、さらに効果的です。

<やり方>
1.マットに両足を伸ばして座る
2.右膝を立て、またぐようにして左足の外側につく
3.息を吸いながら左手を天井に向かって伸ばす
4.吐く息に合わせて右膝の外側にかける
5.息を吸って背骨を伸ばし、息を吐きながら体を捻る
6.数呼吸繰り返す
7.1の状態に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・背骨をしっかり伸ばしてから捻る
・肘と膝を押し合って捻りを深める

立位の三日月のポーズ

「立位の三日月のポーズ」は体側を伸ばすポーズの1つ。
腸は肋骨の下あたりから骨盤の上あたりにかけてあるため、体側を伸ばすことで腸の働きを活性化することができます。

<やり方>
1.マットに両足で立ち、足を腰幅に開く
2.息を吸いながら両手を天井に向かって伸ばす
3.頭の上で合掌する
4.息を吐きながら体を右に倒す
5.数呼吸繰り返す
6.3の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・ポーズ中、目線は天井へ向ける
・体が前傾しないよう気をつける

バッタのポーズ

「バッタのポーズ」はうつ伏せになりお腹を床に当てることで、腸に刺激を加えることができるポーズです。
深い腹式呼吸を行い、お腹が床に当たるのを感じましょう。

<やり方>
1.マットにうつ伏せになり、足を腰幅に開く
2.両指を背中側で組み、肩甲骨を寄せる
3.息を吸いながら手を後ろに引っ張るようにして上半身を起こす
4.吐く息に合わせて足の付け根から足を持ち上げる
5.数呼吸繰り返す

<ポイント>
・肩を上げず、首の長さを保ちながら行う
・足が開かないよう内腿の力でコントロールする

まとめ


ご紹介したヨガポーズを行うのに1番おすすめの時間は朝。
コップ一杯の白湯を飲んだ後に行うとさらに効果的ですよ。
便秘や肌荒れに悩んでいる方や、「腸活」に興味がある方はぜひお試しくださいね。

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