ヨガ留学ってどう?メリットやデメリットを紹介
海外旅行へのハードルが下がりつつある昨今、注目を浴びているのが「大人の短期留学」。
他国の文化に触れる、語学を学ぶなど様々な目的がある中、「ヨガ留学」が人気を集めています。
そこで今回はヨガ留学とは一体何か、どんなメリットやデメリットがあるのか解説します。
そもそも「ヨガ留学」とは?
「ヨガ留学」とは、ヨガを学ぶことを目的として海外のスクールに通うこと。
ヨガインストラクターの資格を取得できるものもあれば単純にヨガに触れるだけのものもあり、期間はおおよそ2週間〜3ヶ月ぐらいで構成されています。
ヨガ留学できる国は?
インドやアメリカ、タイなど、ヨガ留学は様々な国で実施されています。
その中でも特に人気なのが「ハワイ」。
物価は高いものの、オフの日は観光も思い切り楽しめると評判です。
費用はどのくらい?
資格を取得できるか否かによって異なりますが、授業料は概ね30〜50万円ほど。
そこに往復の航空券代、宿泊費、現地での生活費が加わるため、総額100万円前後かかります。
何を学ぶの?
留学のプログラムにもよりますが、専門的な資格を取得する場合はヨガのポーズや指導方法、運動生理学や解剖学を学びます。
体を動かすだけでなく座学もしっかりプログラムされているケースが多いです。
留学中の生活は?
留学中の宿泊先は、主に次の3パターンです。
● スクールが所有している宿舎を利用する
● ホームステイをする
● ホテルやマンションを借りる
基本的には現地で普通に生活しながらヨガスクールへと通います。
授業がない時間は現地での生活や観光を楽しんだり、ヨガの練習に励んだりなど自由。
食事は生活費を節約するため自炊するケースが多いです。
ヨガ留学のメリット・デメリット
一見すると楽しそうなヨガ留学ですが、いいことばかりではありません。
この項目ではヨガ留学のメリットとデメリットを紹介します。
メリット
・ヨガに関する知識が増える
専門のスクールで毎日みっちりと学べるため、ヨガの勉強に集中することができます。
その国の歴史や自然を生かした環境でヨガをするなど、貴重な体験も国内ではできない学びの一つ。
現地のインストラクターによるレッスンを受ければ、表現の違いを学ぶこともできます。
・同期に出会える
ヨガ留学をする場合、何名か同時に入校するケースが多いです。
そのため「同期」ができるのも大きなポイント。
数ヶ月間一緒に学べば関係が深まり、帰国後インストラクターとして活動する場合も良き相談相手になります。
・文化や言語を学べる
ヨガスクールの授業は基本的に日本語で行われることが多いものの、現地で生活すればその国の文化や言葉を学ぶことができます。
ヨガ以外の知識も増え、大人としての見識が広がるのは大きなメリットといえるでしょう。
デメリット
・費用が高い
国や現地での生活にもよりますが、ヨガ留学にかかる費用は100万円前後。
ヨガインストラクターの資格取得が目的の場合、国内であれば20〜30万円ほどで取得できるため、ヨガ留学の費用はかなり高額であるといえます。
金銭的に余裕がないと厳しいでしょう。
・仕事や学校を休む必要がある
ヨガ留学は最短でも2週間、資格によっては数ヶ月ほどの期間が必要です。
働いていたり学校に通っていたりする場合は長期間休む必要があり、仕事や学業への影響は避けられません。
実際、仕事や学校を辞めてヨガ留学に挑む人も多いです。
・ストレスを感じる可能性がある
現地の食べ物や環境が体質的に合わなかった場合、強いストレスを感じる可能性があります。
慣れればいいものの、慣れるまでや慣れなかったときは辛い思いをするでしょう。
まとめ
魅力的な「ヨガ留学」ですが、一長一短。
ヨガを仕事にするためにしっかり学びたいのであれば資格が取れるヨガ留学を、リフレッシュが目的なら資格なし2週間くらいの留学を選ぶのがおすすめです。
いずれにせよ高額なので、後悔のないようじっくり吟味してくださいね。