10〜11月におすすめ!ヨガの月礼拝で心や身体を優しく労わろう!

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10〜11月の気候や気温の変化に合わせて身体や心も少しずつ変化していきますが、その涼しくなってくる秋の季節におすすめの「月礼拝」をご存知でしょうか?

ヨガではよく、「太陽礼拝」がレッスン中に登場しますが、月礼拝という心や身体を落ち着かせる効果のあるシークエンスがあるのです。

そこで今回は、
・月礼拝とは?
・月礼拝が心身にもたらす効果は?

について詳しく解説していきます!

月礼拝とは?


月礼拝とは、身体の側面や鼠蹊部あたりをヨガの8種類のポーズを使ってゆっくり緩めていく一連のシークエンスのことを言います。

名前の通り、シークエンスが『月の満ち欠け』を表しているように動いていくのが大きな特徴です。

よく出てくる太陽礼拝とは反対の性質を持っており、太陽礼拝では『縦の動き』『力強さ』『陽』『男性的』『交感神経が優位になる』などの表し方があり、エネルギッシュな身体の使い方をしていきます。

反対に月礼拝では、『横の動き』『しなやかさ『陰』『女性的』『副交感神経が優位になる』などの表し方で、ゆっくりと心と身体を落ち着かせるような身体の使い方をしていきます。

また不思議と、人間の臓器を表す感じには、『月』が入っているのにお気づきでしょうか?
月の満ち欠けによって人間の身体は変化を受けやすいのです。

ぜひ次のパートで効果を確認していきましょう!

月礼拝が心身にもたらす大きな効果は?

太陽礼拝とは反対の性質を持つ月礼拝が、心や身体にもたらす効果は大きく3つあります。

①ストレスや緊張を解放する

月礼拝の動きは、太陽礼拝とは違い1ポーズごとにかける呼吸も長めです。

動きも呼吸もゆったりしていることから、副交感神経が優位になり1日頑張って使った心身のストレスや緊張を解放してくれる働きがあります。

何度か月礼拝を繰り返していくと、自然と呼吸も身体の伸びも深まってくるので睡眠の質を高めてくれる効果も。

どちらかというと、夜に行う方がより月礼拝の良さを実感することができます。

また、日照時間が短くなってくる秋は、春や夏に比べ気持ちが落ち込んだり塞ぎ込みやすい傾向もあります。

月礼拝で自律神経を整えることで、心の状態も自然なリラックスした状態に導くことができますよ。

②リンパの流れが良くなる

月礼拝に出てくるヨガのポーズは、体側を伸ばす動きや足の付け根を心地よく伸ばす動きが多く多いのが特徴です。

その足の付け根などは特にリンパがたくさん走っている場所なので、月礼拝の呼吸や動きは自然とリンパにアプローチすることができます。

ゆっくりとした動き、呼吸を無理なく使いながら詰まりを解消できるため、リンパの流れも自然と良くなり、デトックス効果が高まることで、身体の疲れや疲労感・むくみを解消することができるのです。

また特に、10〜11月の涼しく身体が冷えやすい季節は、慢性的な足先や手先の冷えに悩まされる方もおられるのではないでしょうか。

リンパの流れが良くなると、全身の巡りが良くなるので身体の冷えを改善することができます。

月礼拝に出てくるポーズ・ゆっくりとした動き・心地よい呼吸、すべてがリンパの流れをしっかり促してくれるような効果があるのです。

④くびれができ、しなやかなボディラインを作れる

冒頭でお話しした通り、月礼拝は女性的と言われるように身体の側面を伸ばすなど「横の動きが多い」のが特徴です。

悪い姿勢や猫背などで、体側は簡単に縮こまりやすい状態になってしまいます。

月礼拝の一連の動きがあることで、二の腕や脇腹・お腹あたりのリンパの流れが良くなり、女性らしいしなやかなボディラインを作ることができます。

日常生活の中でも、体側を使ったり伸ばすような動作はほとんどないため、意識的に月礼拝を使って体側をゆっくり緩めながら、メリハリある身体を手に入れましょう!

ゆったりとした呼吸に合わせて月礼拝をやってみよう!

1つ1つのポーズの心地よさ、呼吸や動きのゆっくりとしたしなやかさを感じながら、ぜひ寝る前などに月礼拝を取り入れ、秋の心地よさをさらに倍増して過ごしていきましょう!

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