骨盤の歪みをヨガで改善!おすすめポーズ5選

ヨガ・ヨガポーズ

「骨盤」は上半身と下半身をつなぐ大切なパーツです。
そのため、歪みが生じると上半身にも下半身にも凝りや痛みが出る可能性があります。

また、女性は出産がきっかけで骨盤が歪んでしまうというケースも。
骨盤の歪みによる症状がひどくなる前に、ヨガで歪みを緩和しましょう。

この記事では骨盤の歪みを改善するメリットや骨盤の歪み改善に効果的なヨガポーズをご紹介します。

骨盤を整えるメリットとは?


んとなく骨盤が大切なのはわかるけど、整える具体的なメリットは知らないという人は少なくないはず。
骨盤を整えることにはたくさんのメリットがありますが、代表的なものをご紹介します。

不定愁訴を改善できる

肩こり、腰痛、冷え、むくみなど様々な不定愁訴の原因の1つは骨盤の歪みにあります。
というのも、骨盤は上半身と下半身を繋いでいるため、骨盤が歪むと全身に不調が現れるのです。
逆にいうと、骨盤を整えれば全身が整いやすくなるということ。
つまり骨盤の歪みを改善すると全身の不定愁訴を改善することができるのです。

体の巡りが整う

骨盤周辺の筋肉が緊張すると、全身の血流が悪くなります。
特に骨盤付近の鼠蹊部(そけいぶ)には太い血管やリンパ管が集まっているため、歪みが与える影響は大。
骨盤を整えれば血液もリンパ液も流れやすくなる他、体の巡りがスムーズになることで冷えやむくみの改善も期待できます。

生理痛を緩和できる

生理痛の原因は様々ですが、そのうちの1つが骨盤の歪み。
骨盤周りの血流が悪くなくことで体が冷え、辛い痛みを引き起こすと言われています。
先述の通り骨盤の歪みが整えば全身がぽかぽか温まるため、生理痛の緩和に効果的。
ホルモンバランスも整いやすくなるため、PMS等も緩和できます。

骨盤を整えるヨガポーズ


骨盤が歪む原因の1つは、骨盤を囲む筋肉の緊張やゆるみ。
ヨガのポーズは腰まわりの余計な緊張を緩和し、引き締めるべきところは引き締めるため、骨盤の歪みを改善することができます。
特におすすめの次の3つを積極的に取り入れましょう。

仰向けの合せきのポーズ

「仰向けの合せきのポーズ」は体の重さを生かして骨盤を整えるポーズです。
寝たままできるので、寝る前の習慣として取り入れてみてくださいね。

<やり方>
1.仰向けになり、両膝を立てて90度に曲げる
2.膝を左右それぞれの方向に開き、足で菱形をつくる
3.手は拳一つ分の空間を開けて体側に添え、手のひらを天井に向ける
4.呼吸を繰り返しながら股関節のストレッチ感を感じる

<ポイント>
・できるだけ全身脱力する
・ストレッチ感が足りない場合はかかとの位置を恥骨に近づける
・余裕があれば鼠蹊部を手でさすっても◎

キャット&カウ

「キャット&カウ」は四つ這いで体幹を大きく動かすヨガの動作。
お尻や骨盤を大きく動かすイメージで行うと、骨盤周りの筋肉が良く解れます。

<やり方>
1.肩の真下に手首、股関節の真下に膝がくるよう四つん這いになる
2.息を吐きながら目線をお腹へ向け、背中を丸める
3.吸う息に合わせて目線を正面か天井へ向け、背中を外らせる
4.2-3を数回繰り返す

<ポイント>
・2の時は天井に向かって肩甲骨を開き、尾てい骨はマットに向ける
・3の時は肩甲骨を寄せ、尾てい骨を天井に向ける
・深く長い呼吸に合わせて動く

三日月のポーズ

「三日月のポーズ」も骨盤の歪み改善に効果的。
右と左それぞれ行うポーズなので、左右均等に取り入れるよう注意しましょう。

<やり方>
1.マットに四つん這いになる
2.右足を両手の間に踏み出し、膝を90度に曲げる
3.右膝の角度を保ったまま、左足を後ろに引く
4.上半身を起こし、両手を天井に向かって伸ばす
5.数呼吸繰り返す
6.反対側も同様に行う

<ポイント>
・骨盤が開かないよう、正面の壁と平行にする
・前膝がつま先より前にでないよう、膝の角度は90度を保つ
・手をあげるのが辛ければ前膝に添える

まとめ


骨盤の歪みを改善するためには、何度も繰り返し行うことが大切です。
1日1ポーズでOKなので、できる範囲でコンスタントに行いましょう。
骨盤が整う頃には不調知らずの体に変身しているはずですよ!

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