ちょっと一休み。疲れを癒すヨガポーズ5選
「寝ても疲れが取れない…」と悩んでいませんか?
頭痛や倦怠感が続いているなら要注意。
心身ともにお疲れ気味かも知れません。
そんなときはヨガのポーズで心も体も癒しましょう。
この記事ではヨガで疲れを癒すコツやおすすめのヨガポーズを紹介します。
ヨガで疲れを癒すコツとは?
「ヨガ=リラックス」というイメージをお持ちの方は多いと思いますが、より効果を高めるためには次の2点が大切です。
呼吸を深める
ヨガのポーズ中は、呼吸を深く行うのがポイント。
呼吸を深めることで自律神経が整い、心身をリラックスさせることができます。
また、呼吸が深まりやすくなる「胸を開くポーズ」を行うのもオススメです。
脱力する
ポーズ中は力みすぎず、適度に脱力することも大切です。
背骨を伸ばす、顔を正面に向けるなど必要最低限のみの力を使い、あとはとことん脱力しましょう。
中には強い力が必要なポーズもあるため、リラックスを目的とするならポーズのチョイスにも注意してくださいね。
疲れを癒すヨガポーズ5選
呼吸を深める」「脱力する」を意識しやすいヨガポーズを紹介します。
ぜひお風呂上がりや寝る前などに行なってくださいね。
カウポーズ
「カウポーズ」は四つ這いの状態で胸を大きく開くポーズです。
目線と顎先を高く持ち上げ、鼻からゆっくりと息を取り入れるように行いましょう。
<やり方>
1.マットに四つん這いになる
2.息を吸いながら背骨を反らせる
3.両手両足でマットを押し、目線、顎先、尾てい骨を天井に向ける
4.数呼吸キープする
<ポイント>
・肩甲骨を寄せるように行う
・つま先は寝かせてても立てても良い
猫の背伸びのポーズ
「猫の背伸びのポーズ」も四つ這いの状態で胸を開くポーズです。
胸だけでなく肩まわりもほぐれるため、姿勢改善や肩こり解消効果も期待できます。
<やり方>
1.マットに四つん這いになる
2.両手を前に歩かせ、額か顎をマットにつける
3.肩甲骨に向かって息を吸い込む
4.吐く息に合わせて上半身をマットに沈めこむ
5.3-4を意識しながら数呼吸繰り返す
<ポイント>
・股関節の真下に膝が来るよう調整する
・尾てい骨を天井に向ける
コブラのポーズ
「コブラのポーズ」はうつ伏せの状態で胸を大きく開くポーズです。
腰が痛む場合はあまり上半身を持ち上げない「ベイビーコブラのポーズ」にチャレンジしてみてくださいね。
<やり方>
1.マットにうつ伏せになり、足を腰幅に開く
2.両手を胸の横に添え、肩を下ろして脇を閉める
3.息を吸いながら背中の力だけで上半身を起こす
4.両手で床を押し、上半身をさらに起こす
5.目線を天井に向け、数呼吸キープする
<ポイント>
・肩が上がらないよう、首を長く保つ
・口は閉じたまま行う
立位前屈のポーズ
「立位前屈のポーズ」は、文字通り立った状態で前屈するポーズです。
深く脱力することで背骨の歪みを整えることができ、自律神経の伝達がスムーズになります。
<やり方>
1.足を腰幅に開いて立つ
2.息を吸いながら両手を天井に向かって伸ばす
3.吐く息に合わせ、両手と頭を遠くに引っ張りながら前屈する
4.膝を曲げ、お腹と太ももをつける
5.上半身の力を抜き、数呼吸繰り返す
<ポイント>
・両手は床につくか、左右それぞれの肘を掴む
・重心はややつま先よりに乗せ、脱力する
屍のポーズ
「屍のポーズ」は仰向けの状態で脱力するヨガの定番ポーズです。
つま先から頭のてっぺんまでスキャンするようなイメージで、徹底的に体の力を抜いてみてくださいね。
<やり方>
1.マットに仰向けになる
2.足を腰幅よりやや広めに開き、つま先を自然に外側に向ける
3.両手は体側に添え、脇には拳一つ分の空間を開ける
4.目を閉じ、吐く息に合わせて脱力していく
5.深い呼吸を繰り返す
<ポイント>
・頬や眉間など顔の力も抜く
・体がマットに沈み込んでいくようなイメージを持つ
まとめ
ご紹介したポーズはいずれも簡単なので、ヨガビギナーさんでも気軽に取り組めるはず。
特に「屍のポーズ」は寝る直前のベッドの中でもできるポーズです。
ぜひ毎日の習慣として取り入れてみてくださいね。
続けていくうちに疲れ知らずの体になり、毎朝をフレッシュな心身で迎えられるようになりますよ。