不要なものを溜め込まない。デトックスできるヨガポーズ

2022.08.29

ヨガ・ヨガポーズ

「デトックス」とは、体の中にある余分なものを外に排出すること。
具体的には毒素や老廃物、余分な水分のことなどを指します。

デトックスには様々な方法がありますが、手軽に取り組めて効果的なのが「ヨガ」です。
この記事ではヨガでデトックスするポイントや、デトックスにおすすめのヨガポーズを紹介します。

「なんだか体がだるい」「夕方になるとむくみやすい」という方はぜひ実践してみてくださいね。

ヨガでデトックスするには？

ヨガを通してデトックスするためには、押さえておきたい3つのポイントがあります。
意識するのとしないのでは効果の出方が全く違うため、ぜひ覚えておいてくださいね。

まずポイントになるのが「体をひねる」こと。
上半身をツイストすると内臓が圧迫され、適度に刺激が加わります。
すると内臓の働きが活発になり、不要なものを体外へと排出する動きが高まるのです。

体をひねるだけでなく、深い呼吸をすることでも内臓を刺激することができます。
おすすめなのはお腹に空気を送り込む「腹式呼吸」。
胸式呼吸だと他の臓器への影響はほとんどありませんが、腹式呼吸だと様々な臓器に働きかけることができるため、高いデトックス効果を生み出すことができます。

「圧迫」というとやや大げさですが、体の外から刺激を加えることでも内臓の働きは活性化されます。
床の上にうつ伏せで寝転ぶ、手でトントンと叩くなど、軽めのアクションでOK。
ヨガのポーズと併せて行うとより効果的です。

ヨガでデトックスするポイントを参考に、デトックス効果が高いヨガポーズを解説します。
簡単なものを中心に紹介するので、初心者さんもぜひ取り組んでくださいね。

「ワニのポーズ」は寝たままできるヨガのポーズの1つ。
体を大きくツイストすることで内臓に刺激を加えることができます。
ベットや布団の中でも実践できるので、ぜひ習慣にしてくださいね。

＜やり方＞
1.マットに仰向けになる
2.右膝を90度に曲げ、股関節の真上に膝が来るよう持ち上げる
3.2の足を左側に倒す
4.右手は右側に伸ばし、目線を右手の指先に当てる
5.数呼吸繰り返す
6.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

＜ポイント＞
・両肩がマットから離れないようにする
・ツイストする脚は無理に床につけなくてOK

「ガス抜きのポーズ」は、太ももをお腹に当てることで内臓を刺激するポーズです。
両足をグッと抱きかかえたら、深い腹式呼吸を繰り返しましょう。
「ワニのポーズ」と合わせて、起床直後や寝る前の習慣にしてくださいね。

＜やり方＞
1.マットに仰向けになる
2.両ひざを曲げ、胸の前で抱える
3.息を吐きながら太ももをお腹に近づける
4.深い腹式呼吸を繰り返す

＜ポイント＞
・頭は無理に持ち上げず、足を抱き寄せる
・太ももにお腹を当てるよう、大きく腹式呼吸をする

「弓のポーズ」はお腹を床に当てることでデトックス効果を高めるポーズです。
上の2つに比べるとやや難易度が高いので、無理のない範囲で行いましょう。
辛い場合は足をもつ、うつ伏せになるだけでもOKです。

＜やり方＞
1.マットにうつ伏せになる
2.両膝を曲げ、左右それぞれの手でそれぞれの足の甲を外側から掴む
3.息を吸いながら両手両足を天井に向かって伸ばすように持ち上げる
4.数呼吸キープする

＜ポイント＞
・腰が痛む場合は無理をせずに行う
・足を掴めない場合は膝を曲げた状態で呼吸を繰り返す

ご紹介したポーズを行うと同時に、水分補給を行うとさらに効果的です。
可能であればお茶やコーヒーではなく、お水がおすすめ。
ぜひポーズの前後にコップ一杯のお水を取り入れてみてくださいね。