鳩のポーズができない人必見!コツや準備を徹底解説

ヨガ・ヨガポーズ

ヨガっぽいポーズの一つといえば「鳩のポーズ」。
SNSなどを見て、「いつか私もできるようになりたい!」と思っている方も多いのでは?

しかし、鳩のポーズはなかなか難易度が高め。
すでに挫折しそうになっている方も少なくないかもしれません。

そこで今回は鳩のポーズのコツや、鳩のポーズの前に行うと良いポーズを解説します。

鳩のポーズのポイントは?

鳩のポーズを行うにあたって、ポイントになるのは次の3つです。

肩まわりの柔軟性

鳩のポーズは頭の後ろで手を組みますが、そのときにポイントになるのが「肩」です。
肩がこっていると後方に手がまわらないため、手を組むことができません。

胸椎の可動域

手を組むためにもう1つ重要なのが、胸椎の柔軟性です。
胸がしっかりと開いていると肩の可動域が広がり、手がスムーズに後方までまわるようになります。
目線も上げやすくなるため、鳩のポーズがキレイに決まるようになるでしょう。

股関節の柔軟性

鳩のポーズは股関節の柔軟性も大切です。
その中でも特に重要なのが、鼠蹊部〜太ももの前側あたりの柔軟性。
ここが硬いと脚を後ろに伸ばすことができず、つま先を手の方に曲げることも難しいため、手と足を引っかけにくくなります。

肩・胸・股関節の柔軟性を高めるヨガポーズ

美しい「鳩のポーズ」を目指している方は、ぜひ次のポーズで肩・胸・股関節の柔軟性を高めましょう。

猫の背伸びのポーズ

「猫の背伸びのポーズ」は、肩や胸の可動域を広げるポーズです。
肩こりの解消、姿勢改善、呼吸が深まることで自律神経を整える効果などがあります。

<やり方>
1.四つん這いになり、股関節の真下に膝をつく
2.両手を前に歩かせ、額をマットにつける
3.尾てい骨を天井に向ける
4.深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・2のときに骨盤の位置が前に動かないようにする
・余裕があれば顎をマットにつける
・肩甲骨に向かって息を送るイメージで呼吸する

糸通しのポーズ

「糸通しのポーズ」は、肩まわりを中心に上半身をほぐすヨガポーズです。
肩こりの解消、姿勢改善に加え、内臓の働きを活性化したり便秘を解消したりする効果も期待できます。

<やり方>
1.四つん這いになり、股関節の真下に膝をつく
2.右手を左脇の下に通し、右肩と顔をマットにつける
3.左手を前方に伸ばす
4.尾てい骨を天井に向ける
5.深い呼吸を繰り返す
6.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・脇の下をくぐらせる手はなるべく遠くまで引っ張る
・骨盤が曲がらないように、尾てい骨をしっかり天井に向ける
・肩甲骨に向かって息を送るイメージで呼吸する

三日月のポーズ

「三日月のポーズ」は鼠蹊部と胸を伸ばすことができるヨガポーズです。
姿勢改善、肩こり解消などの効果に加え、骨盤の歪みを整えることで女性ならではの不調を緩和する効果も期待できます。

<やり方>
1.四つん這いになる
2.両手の間に右足を踏み出し、膝を90度に曲げる
3.左足を後ろに伸ばし、つま先と膝をつく
4.上体を起こし、両手を天井に伸ばす
5.数呼吸繰り返す
6.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・骨盤が開かないように、正面の壁と平行にする
・後ろに伸ばしている足の鼠蹊部をマットに近づけるイメージを持つ
・ポーズが安定しない場合は、両手を前足の膝の上に置いて行う

まとめ

ご紹介した3つのポーズで柔軟性を高めると、鳩のポーズがグッと行いやすくなります。
左右で行いやすさに差がある場合は、苦手な方をやや長めに行うのがおすすめです。
肩こり解消、姿勢改善など日常にも嬉しい効果がたくさんあるため、ぜひ積極的に取り入れてくださいね。

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