筋トレ好きこそ取り入れたい!体をゆるめるヨガポーズ

ポーズ

ここ数年は空前の筋トレブーム。
「食べないダイエット」よりも、トレーニングによる「健康的な体づくり」をする人が多くなりました。

しかし、その一方で頑張りすぎにより体が悲鳴をあげている…という人も少なくありません。

そこでこの記事では、筋トレ好きの方や定期的に筋トレに取り組んでいる人にこそ取り入れてほしいヨガポーズをご紹介します。

体をゆるめるヨガポーズ

コブラのポーズ

「コブラのポーズ」は、胸〜お腹にかけてをストレッチできるヨガポーズです。
ウエストを引き締めたくて腹筋を繰り返している人や、胸の筋トレに力を入れている人におすすめ。
また、姿勢改善や消化機能アップ、自律神経の調整にも効果的です。

<やり方>
1.うつ伏せになり、足を腰幅に開く
2.両手を胸の横につく
3.肩を後ろへまわし、肩甲骨を下げて脇を締める
4.息を吸いながら上半身を持ち上げる
5.手で床を押し、さらに上半身を持ち上げる
6.数呼吸繰り返す

<ポイント>
・ポーズ中は首を長く保つ
・足が開かないように内腿の力でコントロールする
・辛い場合は4の状態でキープする

針の穴のポーズ

「針の穴のポーズ」は、お尻や股関節をストレッチできるヨガポーズです。
スクワットやランニング等でお尻を酷使している人には特におすすめ。
お尻の筋肉の疲労は腰痛にもつながるため、腰に痛みを感じている人はぜひ取り組んでくださいね。

<やり方>
1.仰向けになり、両膝を立てる
2.右足首を左膝の上に乗せ、右膝を開く
3.両手で左太ももをつかみ、足を体に向かって抱き寄せる
4.数呼吸繰り返す
5.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・尾てい骨が床から離れすぎないようにする
・上の足は膝を外側に倒し、しっかりと股関節を開く
・股関節が硬い場合は無理に抱き寄せなくて良い

亀のポーズ

「亀のポーズ」は、股関節や腰、背中をゆるめられるヨガポーズです。
背中の筋トレに力を入れている人や、股関節を柔らかくしたい人におすすめ。
背中〜腰がほぐれることで反り腰の緩和、自律神経の調整にも効果的です。

<やり方>
1.両足を伸ばして座る
2.両膝を軽く曲げてそれぞれ外側に開く
3.上半身を倒して両肘を床につく
4.右手を右膝の下、左手を左膝の下に通し、上半身の力を抜く
5.数呼吸繰り返す

<ポイント>
・体が固い場合、3の状態をキープする
・首の力を抜き、頭の重さを生かしながら脱力する
・息を背中に送り込むイメージで呼吸を繰り返す

ダウンドッグ

「ダウンドッグ」は、肩まわりや下半身をストレッチできるヨガポーズです。
下半身の筋トレに力を入れている人、有酸素運動が大好きな人におすすめ。
また、肩こり解消や足の冷え・むくみ解消など不定愁訴の改善にも効果的なので、ぜひコンスタントに取り組みましょう。

<やり方>
1.四つん這いになり、肩の真下に手をつく
2.つま先を立て、息を吸いながらお尻を持ち上げる
3.息を吐きながら指先から尾てい骨にかけてを一直線にする
4.膝を曲げたままかかとを床につける
5.可能な範囲で膝を伸ばす
6.数呼吸繰り返す

<ポイント>
・辛い場合は膝を曲げたままでOK
・二の腕が耳の真横、または後ろに来るように意識する
・つま先をつけたままかかとの上げ下げを繰り返しても良い

まとめ

筋トレの頑張りすぎは、怪我や凝り、自律神経の乱れなどさまざまな不調を引き起こす可能性があります。
「だからと言って休むのは嫌だ!」という人は、ぜひ体を労わる習慣をつけましょう。
ご紹介したヨガポーズを筋トレの後や寝る前に行え、筋肉をゆるめてゆっくり休むことができますよ。
ぜひ筋トレ内容に合わせて、適宜取り入れてみてくださいね。

関連記事一覧