できないヨガポーズに出会ったらどうすべき?

ヨガは年齢や性別を問わず誰でもできますが、中には難しいポーズもあります。
そのため、ヨガをしているとできないポーズに出会うことも少なくありません。
そんな時、無理にそのポーズにチャレンジするのはNGです。
だからと言って、すぐに諦めてしまうのももったいないもの。
そこでこの記事では、できないヨガポーズに出会った時の対処方法について解説します。
難しいポーズに遭遇した時の5ステップ
1.できない自分を受け入れる
ヨガのレッスン中、または個人の練習中にできないヨガポーズに遭遇したら、まずは今の自分のレベルではできないことを受け入れましょう。
「このポーズは今の私にはできない」と認識することで、無理をすること、そしてそれにより怪我をすることを防げます。
ただ、できない自分を責めるのはNGです。
「今はできないけど、いつかできるようにしよう!」とポジティブに捉えましょう。
2.何が必要かを考える
ポーズができないことを受け入れたら、続いては自分に何が足りないかを考えましょう。
ポイントは「筋力」と「柔軟性」。
まずは筋力が足りないのか、それとも柔軟性が足りないのか考えてみてください。
どちらが足りないかわかったら、次はどの部分を鍛えるor柔らかくするべきかを考えましょう。
自分一人ではわからない場合、インストラクターやヨガに関する書籍を頼るのもおすすめです。
3.段階別に目標を立てる
自分に必要な筋トレ、またはストレッチがわかったら、続いては目標を立てましょう。
と言っても「◎日でポーズを完成させる」という大きな目標ではなく、スモールステップで目標を立てることが大切です。
たとえば最終的に「ダンサーポーズ(踊り子のポーズ)」を完成させたい場合、肩や胸を柔らかくすること、片足で立つことに慣れることなどが必要です。
そのため、まずは肩や胸を柔らかくする「猫の背伸びのポーズ」や「ラクダのポーズ」、バランス感覚を養う「山のポーズ」「木のポーズ」を、小さな目標とすると良いでしょう。
このように、難しいポーズを完成させるために必要な初級ポーズを洗い出し、それぞれに取り組んでみてください。
4.練習に取り組む
段階別に目標を立てたら、あとは決めた通りに練習に取り組むのみです。
スモールステップを着実にクリアしていけば、いつか最終目標を達成することができます。
また、練習を重ねる中で小さな目標の達成が遅れそうな場合は、必要に応じて目標設定の再考が必要です。
慌てると大きな怪我につながる可能性があるため、くれぐれも無理がないように練習に取り組みましょう。
5.体・スキルの変化を感じる
練習を重ねても、難しいポーズができずに落ち込むことがあるかもしれません。
「もう無理かも…」と諦めたくなったら、一度体やスキルの変化に目を向けてみましょう。
最終目標の難しいポーズはできていなかったとしても、前段階のポーズができるようになっていれば、体の変化を感じられるはずです。
以前より体が柔らかくなった、肩がこりにくくなった、他のポーズが安定するようになったなど、自分自身がレベルアップしていると認識できれば、モチベーションを保てるでしょう。
まとめ
できないヨガポーズがあるということは、まだまだ伸び代があるということ。
弱点を強化していけば、怪我の予防や他のヨガポーズのレベルアップにつながるだけでなく、心身のさらなる健康も手に入れられます。
諦めたくなることもあるかもしれませんが、そんな時は自分の成長を感じてみましょう。
もちろん、少しお休みするのもおすすめです。
適度にモチベーションを保ちながら、無理のない範囲で練習に取り組んでくださいね。