やる気スイッチが「ON」になるヨガポーズ

ヨガ・ヨガポーズ

「やらなきゃいけないのに、どうしてもやる気が出ない…」。
そんな日は誰にでもあるもの。

気合いを入れようとコーヒーを飲んだり、音楽を聴いたりしても、いまいちスイッチが入らないこともありますよね。

実は、そんな時こそ「体」からアプローチするのがおすすめです。
ヨガのポーズを通して体を動かすことで、自律神経が整う&血流が良くなるため、自然と前向きな気持ちになれますよ。

今回は、やる気スイッチを「ON」にするためのヨガポーズを5つご紹介するので、朝や仕事・勉強前のルーティンにぜひ取り入れてみてください。

やる気スイッチが入るヨガポーズ4選

椅子のポーズ

こちらは椅子に座るように膝を曲げ、腕を耳の横に伸ばすヨガポーズです。
下半身の筋肉をしっかり使うことで体幹が活性化され、心身ともに力がみなぎります。
姿勢を保つのがやや大変ですが、その分「よし、やるぞ!」という内側からのエネルギーが湧いてきますよ。

<やり方>
1.足を腰幅に開いて立ち、両手を腰に添える
2.膝を曲げ、お尻を後ろに突き出すイメージで腰を落とす
3.太ももと床が平行になるまで腰を落としたら、両手を天井に向かって伸ばす
4.深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・膝がつま先より前に出ないように腰を落とす
・上半身が前傾しないようにする
・辛い場合は両手を前方に伸ばしてキープする

英雄のポーズⅡ

強さと安定感を象徴するこのポーズは、やる気を呼び覚ますのにぴったり。
足を大きく開いて腰を落とし、視線をまっすぐ前方に向ける姿勢は、気持ちがブレそうな時や自信が欲しい時にもおすすめです。

<やり方>
1.両足で立ち、足幅を肩幅の2倍くらいに開く
2.右足のつま先を右側、左足のつま先を正面に向ける
3.両手を天井に向かって伸ばす
4.右膝を90度に曲げて腰を落とす
5.4と同時に手を左右に開いて肩の高さまで降ろす
6.深い呼吸を繰り返す
7.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・腰はまっすぐ下に落とす
・肩に力が入らないように首を長く保つ
・左右均等な力で床を踏む

コブラのポーズ

うつ伏せから上体を反らせるこのポーズは、呼吸が深まりやすく自律神経のバランスを整えるのに効果的。
猫背で縮こまった姿勢を改善することで、自然と気持ちも前向きな気持ちになれます。
気分が沈みがちな時に行うと、スッと気持ちが切り替わるのを感じられますよ。

<やり方>
1.うつ伏せになり、足を腰幅に開く
2.両手を胸の横につき、脇を締める
3.背中の力で上半身を起こし、腰が痛まなければ肘を伸ばす
4.目線を斜め上に定め、深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・腕の力は使わず、背筋を使って胸を開く
・肩が上がらないように首を長く保つ
・足が開かないように内腿の力で腰幅を保つ

木のポーズ

片足で立ち、もう一方の足を太ももに置き、両手を頭上で合わせるポーズ。バランスを取るために集中力が必要となり、自然と心が今この瞬間に引き戻されます。気持ちが散漫になっている時や、心がそわそわしている時に行うと、内側から落ち着きと芯のあるやる気が生まれます。

<やり方>
1.両足で立ち、両手は腰に添える
2.右膝を軽く曲げ、右のつま先を床に立てる
3.右膝を外側に開き、バランスが取れていれば左ふくらはぎに右足の裏を添える
4.さらに余裕があれば右足の裏を左内腿に添える
5.両手を胸の前で合わせ、天井に向かって肘を伸ばす
6.深い呼吸を繰り返す
7.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・軸足の膝に足を置かない
・足の裏をしっかり床につける
・視線を一点に集中させる

まとめ

やる気が出ない時は、「気合い」よりも体からのアプローチでスイッチを入れるのが効果的。
今回紹介したヨガポーズは、ちょこっと行うだけでも心と体を整えられます。
無理なくできる範囲で日々の生活に取り入れ、自分のペースでやる気を育ててくださいね。

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