第一印象の決め手は姿勢!美姿勢を作るヨガポーズ

トレーニング

身につけているものや表情、スタイルなど、第一印象を決める要素は様々。

しかし、その中でも大きな影響を与えると言われているのが「姿勢」です。

いくら素敵なものを身につけていたり魅力的なスタイルであったりしても、姿勢が悪いと暗い印象や老け込んだ印象を与えてしまうもの。

「雰囲気はいいんだけどね…」とがっかりされる前に、美姿勢を作って印象UPを狙いましょう!

この記事では姿勢改善に役立つヨガポーズを紹介します。

「美姿勢」のポイントは?

よく言う「姿勢がいい」とはどのような姿勢を指すかご存知ですか?

ポイントとなるのは、耳・肩・股関節(大転子)・膝・くるぶし。
この5箇所が縦一列に綺麗に並んでいる姿勢が「良い姿勢」と言われます。

ちなみに、よく耳にする「猫背」は耳が肩より前に出ている状態のこと。

一見姿勢が良く見える「反り腰」は、股関節(大転子)の位置がずれていることが多いです。

一部が並んでいるだけではなく、全てが綺麗に並んでいる状態を目指しましょう。

姿勢をセルフチェック!

ヨガを行う前に、まずは自分自身の姿勢をチェックしてみましょう。

やり方は簡単。
足を閉じた状態でかかとを壁につけ、そのまま寄りかかってみましょう。

この時、力を入れずとも全身が壁につく方はなかなかの美姿勢です。

反対に頭がつかなかったり、腰と壁の間に大きな隙間ができてしまう場合は要注意。
姿勢が乱れている可能性があります。

姿勢を整えるヨガポーズ

猫の背伸びのポーズ

「猫の背伸びのポーズ」は背骨周辺を大きく伸ばすことができるヨガポーズです。
特に胸の辺りがよく伸びるため、姿勢改善効果は大。
呼吸も深まりやすくなり、自律神経も整います。

<やり方>
1.四つん這いになり、股関節の真下に膝をつく
2.両手を前に歩かせ、額か顎をマットにつける
3.尾てい骨を天井に向ける
4.深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・お尻や股関節の位置が前に動かないように注意する
・肩甲骨に向かって息を吸い込むイメージで呼吸を行う
・余裕がある場合は両手を台などに乗せて高さを出してもOK

キャット&カウ

「キャット&カウ」は背骨を中心に上半身を大きく動かすことができるヨガポーズ。
上半身の筋肉をバランスよくほぐすことができるため、姿勢改善だけでなく肩こり解消や腰痛の改善にも効果的です。

<やり方>
1.四つん這いになり、肩の真下に手首、股関節の真下に膝をつく
2.両手両足でマットを押し、息を吐きながらヘソを持ち上げるように体幹を丸める
3.続いて息を吸いながらヘソをマットに近づけ、上半身をカーブさせる
4.2-3を数回繰り返す

<ポイント>
・2のときは肩甲骨を開き、目線はヘソに向ける
・3のときは肩甲骨を寄せ、目線を天井に向ける
・背骨の動きに合わせて骨盤も自然に動かす

バッタのポーズ

「バッタのポーズ」は背中の筋肉を鍛えることができるヨガポーズ。
胸を開くため姿勢改善に効果的な上、悪姿勢を改善しにくい原因の一つである肩こりを改善することもできます。

<やり方>
1.うつ伏せになり、足を腰幅に開く
2.両手を背中側で組み、肩甲骨を寄せる
3.手を後ろに引っ張りながら可能な範囲で上半身を起こす
4.足を付け根から持ち上げる
5.数呼吸キープする

<ポイント>
・肩をすくめずに首を長く保つ
・足は開かず、腰幅をキープする
・足先だけでなく、足の付け根からしっかり持ち上げる

まとめ

「美は1日にしてならず」という言葉の通り、姿勢も1日では改善されません。

継続して行うことで少しずつ筋肉がほぐれ、そして必要な筋肉が適度につくことで美姿勢を作ることができます。

ぜひ1日1ポーズでもいいので取り入れて、パッと明るい第一印象を目指しましょう。

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