低気圧に負けない!頭痛・肩こりをやわらげるヨガ5ポーズ

ヨガ・ヨガポーズ

9月は季節の変わり目で、台風や低気圧の影響を受けやすい時期です。
頭痛や肩こり、だるさといった「気象病」の症状に悩む方も多いのではないでしょうか?

これらの不調の一因は、自律神経の乱れと血流の滞りにあると言われています。
首・肩周りをやさしくほぐすストレッチ&ヨガポーズで、低気圧に負けない体を手に入れましょう!

今回は、自宅で簡単にできるストレッチ&ヨガポーズを5つご紹介します。

気象病対策におすすめのストレッチ・ヨガポーズ

首のストレッチ

「首のストレッチ」は、首の筋肉をゆるめて頭痛や肩のハリをやわらげるストレッチ。
マットの上はもちろん、椅子の上や立った状態でも気軽に取り入れられます。

<やり方>
1.ラクな姿勢で座り、背筋を伸ばす
2.右耳を右肩に近づけるように首を横に傾ける
3.左肩が上がらないよう意識しながら、30秒キープする
4.反対側も同様に行う

<ポイント>
・首は無理に倒さず、力を抜いて重力に任せる
・呼吸は止めずに繰り返す
・余裕があれば左右だけでなく、前後も行う

肩回しストレッチ

「肩回しストレッチ」は、肩を回すだけの簡単なストレッチ。
肩周りの血流が改善されるため、肩や首周りのこりの緩和に効果的です。
こちらもマットの上だけでなく、椅子の上や立った状態でも気軽に行えます。

<やり方>
1.ラクな姿勢で座り、背筋を伸ばす
2.肩に手を置く
3.息を吸いながら肘を前から上に回し、吐きながら後ろへ大きく回す
4.10回繰り返す
5.反対回しも同様に行う

<ポイント>
・呼吸と動きを合わせる
・できるだけゆっくり大きく回す

ガルーダアーム

「ガルーダアーム」は、「鷲のポーズ」の手の部分。
肩甲骨を広げることで血流が良くなり、肩こりや首の詰まり感が解消されます。

<やり方>
1.ラクな姿勢で座り、背筋を伸ばす
2.腕を前に伸ばし、右腕を下、左腕を上にしてクロスする
3.手が顔の正面に来るように肘を曲げ、前腕を絡ませる
4.可能であれば手の甲同士を合わせる
5.肘をやや上に持ち上げ、肩甲骨を開く
6.5呼吸キープする
7.反対も同様に行う

<ポイント>
・腕を無理に絡ませない。
・肩がすくまないように首を長く保つ

キャット&カウ

「キャット&カウ」は、上半身を大きく動かすことで肩や背中の緊張をほぐすヨガポーズ。
四つん這いの状態でできるため、運動が苦手な方や膝が痛む方でもラクに取り入れられます。

<やり方>
1.四つん這いになり、肩の真下に手首、股関節の真下に膝をつく
2.息を吐きながら背中を丸め、目線をヘソに向ける
3.吸いながら背中を反らし、目線を天井に向ける
4.2-3を5〜10回繰り返す

<ポイント>
・2の時は肩甲骨を開いて尾てい骨を下に向ける
・3の時は肩甲骨を寄せて尾てい骨を上に向ける
・呼吸に合わせて可能な限り大きく動く

チャイルドポーズ

「チャイルドポーズ」は、背中の緊張をゆるめるヨガポーズです。
副交感神経を優位になるため血流がスムーズになりやすく、血行不良が原因の肩や首のこりを緩和できます。

<やり方>
1.正座になる
2.両手を床について前に歩かせ、太ももとお腹をつける
3.額を床に預け、両腕を前に伸ばす
4.深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・ かかとがお尻から離れないようにする
・背中に向かって深呼吸するイメージを持つ
・両腕は後ろに伸ばしてもOK

まとめ

気圧の変化による不調を防ぐポイントは、血流を良くして自律神経を整えること。
今回紹介した首・肩ほぐしやリラックス系ポーズをコンスタントに取り入れ、深い呼吸とともにゆったり動いてみましょう。
立った5分でも頭の重さや肩のこわばりが和らぎ、秋を快適に過ごせるはずですよ。

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