体に“使ってない場所”はない?ヨガで目覚めさせよう!

ヨガ・ヨガポーズ

日常生活では、つい使いやすい部分ばかりを動かしがち。
そのため、使われない部分はそのまま眠っていることがあります。
特に寒い季節は動きが小さくなり、体の一部だけで生活しているような感覚になることも。

今回は「鍛える」でも「整える」でもなく、体の中で静かに休んでいた場所をやさしく起こしていくヨガをご紹介します。
動きの大小ではなく、「そこに意識が通る」感覚を大切にしてみましょう。

使っていない部分を目覚めさせるヨガ

太陽礼拝の一部フロー

「太陽礼拝」は、ヨガの象徴とも言える動作。
流れるような動作で全身をまんべんなく使うことで、眠っていた感覚を呼び起こすことができます。
ポーズを完成させることよりも、「どこが動いているか」を感じながら取り組んでみましょう。

<やり方>
1.両足を揃えて立つ
2.息を吸いながら両手を天井に向かって伸ばす
3.息を吐きながら両手を大きく開き、同時に上半身を前に倒して前屈する
4.両手を床、またはスネに添える
5.息を吸いながら上半身を半分起こして背中を伸ばす
6.4の姿勢に戻る
7.背中を丸めながらゆっくり起き上がる
8.息を吸いながら両手を大きく広げながら頭の上で合掌する
9.息を吐きながら胸の前に下す
10.一連の流れを3回ほど繰り返す

<ポイント>
・動きを急がず、呼吸に合わせて行う
・足は腰幅程度に開いても良い
・太ももの裏側がつらい場合は膝を曲げる

ブリッジポーズ

背中側やお尻など、普段意識しにくい体の裏側にスイッチを入れるポーズ。
座りっぱなしの生活では眠りがちな場所が、じんわり目覚めていきます。
高く持ち上げなくても、体の裏側に意識が通るだけで十分な刺激になるでしょう。

<やり方>
1.仰向けになる
2.両膝を曲げて立て、かかととお尻を近づける
3.息を吐きながらお尻を上げる
4.数呼吸繰り返す

<ポイント>
・腰が反らないように気をつける
・膝が開かないようにする
・ポーズ後は背骨を上から順にゆっくり下す

立位での片足バランス

足裏や体幹など、普段使いにくい感覚に自然と意識が向くポーズ。
立つという動作を通して、眠っている部分を発見できます。
ふらつきも含めて、体がどう反応しているかを観察する時間にしてみましょう。

<やり方>
1.両足で立ち、両手を腰に添える
2.右足のつま先を立てる
3.バランスをとりながら右足を床から離す
4.視線を1点に定め、30〜60秒ほどキープする
5.1の姿勢の戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・安定しない場合は壁の近くで行う
・力みすぎず、ある程度脱力した状態で行う
・足裏の感覚を感じる

ねじりのポーズ

背骨や内臓まわりなど、体の奥の動きを引き出すポーズ。
じることで、左右差や動きにくい場所が浮き彫りになります。
また、呼吸と一緒に内側の感覚を味わえば、消化機能の活性化や便秘解消にも効果的です。

<やり方>
1.正座になる
2.右手を左膝の上に添える
3.左手を体の後ろ、床に添える
4.背骨を伸ばす
5.体を左にひねる
6.深い呼吸を繰り返す
7.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・背中を丸めない
・ヘソから深くひねる
・目線は後ろの壁へ

目を閉じて立つポーズ

動きを止めることで、体の感覚をよりはっきりと感じられるポーズ。
視覚情報を遮ることで、足裏や体の重さに自然と意識が向きます。
「使っていない」と思っていた場所が、実はちゃんと支えてくれていることにも気づきましょう。

<やり方>

1.ラクに立つ
2.目を閉じる
3.深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・安定した場所で行う
・体の重さを感じる
・不安な場合は目を開けたまま行う

まとめ

体に使っていない場所がある、というよりも「意識が届いていない場所」があるだけ。
ヨガはそれを無理に動かすのではなく、そっと気づかせてくれる時間です。
ご紹介した動きを通して、少しでも「ここ、動いてるな」と感じられたら十分。
ぜひ定期的に取り入れて、体をスキャンしてくださいね。

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